- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見ファンタジア文庫
出版社内容情報
魔術と包丁が交差する、新世代学園バトルファンタジー!名門『クライエス魔術学園』は今や魔術よりも食堂の方が評判な学園。名門の威厳を取り戻したい生徒会長レクティアは料理番カイルへ己を賭けた勝負を挑むが――調理器具で戦うカイルの圧倒的実力に敗北してしまう!
駿河 ゲンゾウ[スルガ ゲンゾウ]
著・文・その他
Harcana[ハルカナ]
イラスト
内容説明
王立クライエス魔術学園のスゴ腕料理番カイルが作る料理は魔術の授業よりも生徒たちの注目を集めるほどの絶品ばかり。ところがただ一人、生徒会長レクティアはカイルの料理を口にせず…「食べたくないのよ、『人が作ったモノ』なんて!」“魔術創造者”を父に持ち、幼い頃から狙われ続けたレクティアが信用するのは己のみ。しかし、彼女の血筋は世界の均衡を崩すとして、最高峰魔術組織から抹殺対象になり―「料理ってのは料理人への信用があってこそ成り立つんだ。だから俺はレクティアを護る」魔術の常識を覆すカイルの真価が発揮される!魔術と包丁が交差する新世代学園バトルファンタジー!!第31回ファンタジア大賞金賞受賞作品。
著者等紹介
駿河ゲンゾウ[スルガゲンゾウ]
『食べないお嬢と魔術学園の料理番』で第31回ファンタジア大賞にて金賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
29
魔術よりも美味い食堂の料理が話題の王立魔術学園のスゴ腕料理番カイル。彼を敵視する生徒会長レクティアが魔術組織に襲われ、カイルが立ち上がる学園バトルファンタジー。学園の状況を危惧するレクティアが抱える特殊事情と、美味しく食べてくれるみんなの笑顔のために奮闘するカイル。最初はツンデレチョロインとのグルメものかと思いましたが、ワケあり料理番が辛い過去を抱える少女の笑顔を取り戻すために包丁や魔術を組み合わせて敵と戦う王道展開で、いい感じに結末をまとめつつも続編あるならまた読んでみたくなるポテンシャルはありました。2019/01/20
まっさん
22
★★☆ ファンタジア大賞受賞作品。文章の読みやすさは流石と思うものの内容に関しては正直微妙に感じた…タイトルに料理番という単語を用いながらも作中で出てくる料理はラーメンだけ(若干カツ丼)。しかも作り方も薄く描かれているだけで実質料理要素は皆無。また料理番という設定を生かすために主人公は包丁を使って戦うわけだけどもそのせいで戦闘シーンが終始地味に感じてしまう。加えてヒロインがザ・テンプレツンデレキャラで物足りない且つ敵キャラも終盤急に小物感が溢れてきて悪い意味で一貫性がなかったと感じてしまった…(苦笑)2019/02/18
MERLI
16
ラノベで食事が積極的に出てくる作品は個人的には初めてでした、しかしバトル要素もちゃんとあり物語の世界観も分かりやすかったので楽しく読めました。主人公の料理人が実は元最強だというのは、よくあるというか当たり前だよねっていう感じだけど、彼の攻撃シーンとかの挿絵が無かったからそこがちょっと残念なところかな。でもヒロインが食事しているシーンの挿絵はめっちゃ良かったです。幸せそうな感じが全面に出てて。次巻もあるのかな。2019/02/01
真白優樹
9
魔術よりも食堂が有名となってしまった有名魔術学園で、他人が作った飯が食えぬ少女と笑顔と救済を望む料理人の青年が出会い、始まる物語。―――正解の笑顔、その為ならどんな敵も怖くない。 複雑な事情を持つ者達が出会い、共に戦う事になるバトル。そして思わず笑顔になる、そんな美味しい料理。全体的に熱い味付けの逆境を叩き伏せていく系の物語りであり、料理描写という一味も相まって非常に読み応えのある物語である。故に、もっと続きが読みたい。果たしてこの先、どんな敵がやってくるのだろうか。 期待を込め次巻も楽しみである。2019/01/20
HANA
6
料理かと思いきやファンタジーもの。もうちょっと料理に振り切れてても良いような内容ではあると思うけれど。話自体急ぎ過ぎているのか色々とあっという間な展開。2019/04/17
-
- 洋書
- MATTHIEU