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出版社内容情報
魔女の三姉妹が集うとき、天を揺るがす戦乱の序曲となる――女王暗殺計画の黒幕を追うアリス。そしてシスベルを護衛し王宮へと急ぐイスカ。そんな二人の前に、「みんなでルゥ家の別荘へ行くの。久しぶりの姉妹水入らず、楽しみね?」王女姉妹の長女・イリーティアが姿を現す!
細音 啓[サザネ ケイ]
著・文・その他
猫鍋蒼[ネコナベアオ]
イラスト
内容説明
国家転覆を狙った暴力政変―王女暗殺未遂事件の混乱が広がる中、ネビュリス王宮へと急ぐイスカたち。ゾア家との繋がりを疑われている皇庁第一王女イリーティアは、第三王女シスベルの護衛が帝国軍であるという秘密を人質に、「皆さん、ルゥ家の別荘でバカンスを楽しんでくださいませ」―イスカたちを別荘という名の鳥籠に閉じ込めようとしていた。さらに、妹の身を案じたアリスもまた、姉を止めるべく別荘に向かったことで、三姉妹が一つ屋根の下に集うことになり…。疑惑の魔女が張り巡らした策略は、時計塔の鐘を高く鳴り響かせて、魔女たちの楽園を戦場へと変える―!
著者等紹介
細音啓[サザネケイ]
第18回ファンタジア大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むっきゅー
37
帝国軍最高戦力、使徒聖を多数投入する「女王捕獲計画」が開始されるが、それもクーデターの一環でありその黒幕が実は...、という第6巻。ネビュラス宮で成功した奇襲戦。タイトルにある世界が始まる聖戦がスタートするのか、物語が大きく動いた感じです。7巻は熱い戦いになりそうで楽しみです。ラブコメパートもベタ過ぎて笑った。王女三姉妹がイスカを取り合う展開だけど、イスカのズボンを剥ぎ取ろうと一晩中攻防を繰り広げるアリスとイスカがイチャコラし過ぎ。さっさと寝ろ!2018/12/23
よっち
37
女王暗殺計画の黒幕を追うアリス。そしてシスベルを護衛し王宮へと急ぐイスカ。そんな二人の前に王女姉妹の長女・イリーティアが姿を現し、イスカたち共々ルゥ家の別荘に招待される第六弾。別荘では真っ直ぐなシスベル、旧知であることを明かせないアリス、思わせぶりなイリーティアと、三姉妹によるイスカ争奪戦状態に苦笑いな展開でしたけど、そこから帝国使徒聖たちによる星庁襲撃で物語は大きく動きそうですね。実力者同士のそれぞれの戦いの行方はもちろん、混乱する状況の中で姉妹たちとイスカの関係もどう変わってゆくのか続巻が楽しみです。2018/12/20
鳳梨
20
キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 6 読了。最後の盛り上がり方がすごい。続きが気になる。2019/01/17
コウ
20
帝国と皇庁の戦闘の開幕。皇庁側はヒュドラ家とイリーティアが裏切りを起こしているので後手に回っちゃってますね。今まではイスカ目線で読んでたので、ルゥ家はともかくゾア家に関しては敵としての立ち位置しかありませんでしたが、今巻のようにイスカと離れたところでの戦闘。終盤のゾア家の頼もしさに興奮しちゃいましたね。次巻ではそこにアリスも加わるのだろうしイスカ達の方もヒュドラ家との交戦が続いてますし、すごい楽しみです。2019/01/23
真白優樹
18
姉妹の長女であるイリ―ティアがイスカ達を別荘へ誘い、アリスも訪ねてくる中、帝国の軍勢が楽園を襲撃する今巻。―――楽園が炎に包まれる時、最弱の魔女は謳いて幻想に終止符は訪れる。 別荘を舞台にしたイスカを巡る三姉妹とのラブコメ。そんな甘さを一気に反転させる、遂に帝国の大攻勢が始まる、本当の転換点が訪れる今巻。強者同士のぶつかり合いという燃えるしかない面白さが始まる、予感に満ちた巻である。災厄の魔女の願いが動き出す中、太陽の到来を告げる聖戦は変革を導くのか。イスカ達の選択とは。 次巻も早く読みたいものである。2018/12/26
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