富士見L文庫<br> 華仙公主夜話―その麗人、後宮の闇を討つ

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富士見L文庫
華仙公主夜話―その麗人、後宮の闇を討つ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 270p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040727851
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

腕力系公主と腹黒宰相が滅亡寸前の国を救う!? 凸凹コンビの中華救国譚!初代皇帝が仙人の力を借りて建国したという伝説を持つ基照国。
絶世の美女ともてはやされる酒楼の女主・祥明花のもとにある日、若き宰相の李伯慶が訪ねてくる。
実は明花の正体は、先帝の落とし胤と噂の姫・華仙公主。伯慶は滅亡寸前の国と幼い次期皇帝・紫旗を守るため、明花に協力するよう取引を持ちかけてきたのだ。
国はどうでもいいが可愛い紫旗は助けたい。その一心で、きな臭い伯慶の誘いに乗ることを決めた明花だったが……?
腕力系公主と腹黒宰相の凸凹コンビ、果たして傾国を回避できるか!?

喜咲冬子[キサキトウコ]
著・文・その他

上條ロロ[カミジョウロロ]
イラスト

内容説明

初代皇帝が仙人の力を借りて建国したという伝説を持つ基照国。絶世の美女ともてはやされる酒楼の女主・祥明花のもとにある日、若き宰相の李伯慶が訪ねてくる。実は明花の正体は、先帝の落とし胤と噂の華仙公主。伯慶は滅亡寸前の国と幼い次期皇帝・紫旗を守るため、明花に協力するよう取引を持ちかけてきたのだ。国はどうでもいいが可愛い紫旗は助けたい。その一心で、きな臭い伯慶の誘いに乗ることを決めた明花だったが…?腕力系公主と腹黒宰相の凸凹コンビ、果たして傾国回避なるか!?

著者等紹介

喜咲冬子[キサキトウコ]
2015年、第三回富士見ラノベ文芸大賞にて『黎明国花伝 星読の姉妹』(受賞後、改題改稿して富士見L文庫より刊行)が審査員特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

62
初読み作家さん。以前から気になっていたシリーズをようやく読めました!表には知らされていない存在の華仙公主。彼女を取り巻く陰謀と事件が起こります。最後まで、秘密が「何となくこうかな?」という匂わせもなくて色々気になり、なかなか世界観に入って行きづらかった…最後まで夢中になれなかったのが悔しかった〜(´Д`゚)2巻以降、悩むけど…レビューを読んだら色々明かされる感じですかね?魅力的なキャラたちも引き続き登場するようですし、読んでみようかなあ。同じ富士見L文庫の紅霞後宮物語にも似た華やかな表紙が素敵♪2019/10/30

るぴん

31
図書館本。一風変わった中華ファンタジー。お互いの利害が一致した華仙公主こと明花と次期宰相の李伯慶は、皇太子の紫旗を守るために渋々手を組む。半仙の明花は絶世の美女なのに身体能力が人より優れているため、腕力と火力(!)に頼りがちだし、伯慶はドケチ。普通は2人のロマンス展開を期待するんだろうけれど、明花は伯慶を犬扱い&全く信用していないし、伯慶も情けない場面が多くあまり格好良いとは思えないから、この2人の恋愛は全く可能性が無さそう(笑)。謎が多くてすっきりしない点が気になるけど、続きが図書館にないよ〜。2020/02/13

よっち

30
仙人の力を借りて建国した伝説を持つ基照国。先帝の落とし胤と噂の酒楼の女主・明花のもとに、滅亡寸前の国と幼い次期皇帝・紫旗を守るため次期宰相の李伯慶が訪ねてくる中華ファンタジー。紫旗を取り巻く不穏な状況とそれを打開するために動く伯慶、可愛い紫旗を助けたいという思いからその誘いに乗る明花。テンポの良いストーリーに紫旗のためという利害の一致で相棒となった腕力頼み公主とケチな伯慶が、言い争いながらも相手のことを認め合うようになってゆくサッパリした関係もなかなか良かったですね。続刊あるようならまた読んでみたいです。2018/08/16

あゆみ

28
★★★★☆ 腕力に物を言わせる明花、明花の腹心の部下の照柯、剣に物を言わせる警護団団長の叔賢、国試一等のエリート宰相で呪詛探知犬の伯慶、登場人物たちのキャラや次期皇帝の紫旗を守るためという利害が一致して手を組むという設定は好み。呪詛や霊感を臭気で表現するのは意外だが、伯慶が「くさい、くさい」と連呼する様は少し気が削がれるし、ストーリー構成に無駄が多いのも惜しい。根本的な問題解決にはなっていないし謎も残されているので続きが出るのなら読んでみたい。今度はもう少しテンポよく話を進めてくれることに期待。2018/09/04

AKI

21
決してつまらない訳ではないのですが、主人公の明花に秘密が多すぎてスッキリしない感じがしたり、呪詛のもとを探すのに時間がかかった割には、解決がさらっとだったり、腹黒宰相という程、伯慶が優秀に思えなかったりと、もやもや感がありました。続巻で仙人や明花の秘密が明かされれば、もっと面白くなるかなと期待して、次も読んでみようかな。2019/03/11

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