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出版社内容情報
恋する美少女剣士は誰にも止められない!絶世の美少女剣士シルフィ・ライトグラスには、想いを寄せる相棒がいた!? 恥ずかしくて告白できない彼女は、小説執筆を理由に猛烈なアプローチを仕掛けるが……。パーティ仲間を巻き込んだドタバタラブコメ開幕!
秋月 月日[アキヅキ ツキヒ]
著・文・その他
戌角 柾[イヌズミ マサキ]
イラスト
内容説明
「小説家になろうと思うのだ」突然俺にそう宣言したのは『剣聖』とも名高い美少女剣士―シルフィだった!?パーティ仲間の俺やサービスシーン担当(!?)のロリ魔術師ユーリも巻き込まれて、彼女の小説執筆の取材のためにダンジョンへ向かうことになったけど…?「私の弁当を食べてくれ!はい、あーん」マジメに取材を始めるかと思ったら「スライムが服の中に!―あんっ!」なぜかサービス満点な方向に…。「さあ、今日もダンジョンに出発だ!(いい加減、私の恋心に気付いてほしいのだが!?)」大好き度MAXから始まる、ドタバタラブコメファンタジー!第30回ファンタジア大賞銀賞受賞作
著者等紹介
秋月月日[アキズキツキヒ]
第30回ファンタジア大賞“銀賞”受賞の『剣聖の私がお前を好きだと?笑わせるな!大大大好きなのだ!』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロロシ33
41
電子版で読みました ミスト、シルフィ、ユーリ、ハイネからなるパーティー。 ミストの幼なじみのミーナから頼まれて、魔物図鑑を新しく作るためにダンジョンに。シルフィは小説を書くといきなり言う、一応はミストに愛の告白をするための小説。 なんか中途半端で終ってしまったなぁ。 ミストが主人公らしいが、シルフィ中心になってる気がする。 2022/04/19
むっきゅー
16
ラブコメのお約束展開をギュッと濃縮したようなハイテンションな作品でした。とにかく、主人公ミストの鈍感さがあり得ないレベル。この鈍感さをギャグとして物語の主軸に据えたような感じでしょうか。難点をあげれば、第1話からテンションマックス過ぎて、各キャラの把握が追い付かず、置いてきぼり感がありました。また、会話文が先走ってて、どういう状況で誰の発言なのか分からなくなることもありました。でも、女の子はみんな可愛く、全体のストーリー構成も良かったので、次巻に期待したいです。次はミーナのターンかな?2018/05/04
しぇん
14
うーん…何か微妙。ギャグ多めのファンタジーラブコメディ。コメディ部分が何か自分と相性悪かったのか今一楽しめませんでした。2018/04/22
のれん
8
シルフィ、もとい恋する女の子は右往左往して可愛いよね、という一言をこれでもかと濃縮した一冊。 キャラクターの愛しさを感じられるラノベ、それも富士見文庫としてこれ以上無いスタンダードな作品となっている。 ただ、誠に勝手だが銀賞受賞ということから、別ベクトルに突き抜けたキャラクター性を期待したため少々拍子抜け。2018/04/30
真白優樹
8
剣聖と名高い相棒に恋する少女が、相棒と仲間達を巻き込み気持ちを伝える為に小説を作る物語。―――この想いよ届け、この物語に乗って。魔物達の生態研究の実験感、戦闘以外はぽんこつな少女の疾走する恋心、そして仲間達とのボケとツッコミのベストマッチ溢れる笑いを誘う大筋。テンポ良く、小気味よく読める笑いを主軸と据えた物語であり、その勢いに乗せられた時、一気に最後まで共に駆け抜けている、率直に言って面白い、喜劇系ファンタジーとして一つの完成形である物語である。さて、次なる小説の展開とは。 次巻も須らく期待である。2018/04/20