富士見L文庫<br> 寺嫁さんのおもてなし〈2〉あやかし和カフェでご縁、結びます

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富士見L文庫
寺嫁さんのおもてなし〈2〉あやかし和カフェでご縁、結びます

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040726069
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

きっちり女子と気まま僧侶のかりそめ夫婦にライバル出現!?あやかしを癒やすための和カフェ「あやかし亭」をオープンさせた真白。
評判も上々で、ようかい寺の僧侶・龍成とのワケあり夫婦生活も板につき始めた頃――。
なんと、龍成のライバル僧侶が「あやかしカフェ」をオープン。
それがあやかしからも人間からも大人気で、真白の和カフェは閑古鳥が鳴いてしまう。
焦った真白は起死回生のメニューを考案しようとするのだが、なぜか龍成は気乗りしない様子……?
かりそめの寺嫁生活、待望の続巻! 冬の金沢から、柚子香るあやかしスイーツをお届けします!
 

華藤 えれな[カトウ エレナ]
著・文・その他

加々見 絵里[カガミ エリ]
イラスト

内容説明

あやかしを癒やす和カフェ「あやかし亭」をオープンさせた真白。評判も上々で、ようかい寺の僧侶・龍成とのワケあり夫婦生活も板につき始めた頃―。なんと、龍成のライバル僧侶が「あやかしカフェ」をオープン。それがあやかしからも人間からも大人気で、真白の和カフェは閑古鳥が鳴いてしまう。焦った真白は起死回生のメニューを考案しようとするのだが、なぜか龍成は気乗りしない様子…?かりそめの寺嫁生活、待望の続巻!冬の金沢から、柚子香るあやかしスイーツをお届けします!書き下ろし。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スズ

29
和カフェの評判も上々だったが、次第に客足が遠のいてきた事に危機感を感じた真白は、蜜柑や柚子や金柑等の柑橘系スイーツの開発を思案する。そんな中、寺町通りに新たな和カフェがオープンしてしまい…。今回は柚子尽くしの巻で、お風呂に浮かべて柚子湯にしてもいいし、柚子たっぷりのスイーツに舌鼓を打つのも楽しそう。柚子の樹から始まった小鬼ちゃん兄弟の騒動では、普段はだらしないのに真白に危険が迫ると絶対に助けに来てくれる龍成がカッコ良く、真白が大切にされているのが如実に伝わってきて良い。柚子ジャムいいな~、作ってみたいです2021/05/24

よっしー

26
柚子って…トゲがある木なのですね。これからの時期、柚子湯に柚子茶に…楽しみが一杯でしたが、そんな大変な思いと共に収穫されているとは知りませんでした。真白が始めたカフェ、話を聞く限りはかなりシンプルな印象を受けましたが、だからこそ良いのかもしれませんね。龍成も、自由人に見えてちゃんとお坊さんなのだと思う部分もありました。正攻法ではないのでしょうが、この調子で黒妖怪達を癒していって貰いたいですね。行き着く先がどうなるのかは読めませんが…。2022/11/12

ぽぽ♪

26
真白の鈍さと龍成の気持ちに落差ありますが、そこが可愛らしい気もします。柚子のデザート美味しそう!真白も目先じゃないカフェ作りに一歩前進って感じですね。2018/05/10

メルル

21
龍成のライバルが真白の商売敵になった。そして、兄とはぐれた子鬼。様々な問題に立ち向かう。真白には真白にしかできないことがある。それはきっと誰でもそうなんだろうな。焦らないことが大事。黒妖怪は怖いが、仏教の教えは心に響くことが多い。体に優しいお粥も美味しそう。2018/04/14

まるぼろ

18
さて今巻、天樹和尚のお寺にオープンした「あやかしカフェ」にお客を取られて焦っていた真白だったが、そんな折に陽海寺の庭にある柚子の古木で泣いている小鬼を見つけ…と言うお話です。前巻に比べると真白がすっかり落ち着いているので、その分安定して面白く読む事が出来ました。小鬼ちゃんは兎も角として後に出てきたさやかさんが全開の黒妖怪だったのでどうなるかと思いましたが、鬼夜叉さんと小鬼ちゃんに帝塚山さんも揃って癒やす結果になって良かったと思えました。次巻もまたどんなお話になっているのか楽しみです。2018/09/11

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