富士見ファンタジア文庫 キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦〈４〉

細音 啓【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2018/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 324p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040725192
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

因縁の少女は嘆き、願う――敵対する剣士へ救いを求めて。ミスミスの秘密を隠すため、休暇を帝国から遠く離れた地で過ごすイスカ。そこに「わたくしと皇庁に来ていただけませんか」「妹に手を出したら許さないわよ」皇庁の王女姉妹がそれぞれの思惑を抱き訪れて……

細音　啓［サザネ　ケイ］
著・文・その他

猫鍋蒼［ネコナベアオ］
イラスト

内容説明

危険任務の手当として休暇を与えられ、リゾートへやってきたイスカたち。水着でバカンスを堪能するはずが、イスカにとって因縁の少女と再会したことで、雲行きは怪しくなる。「一年ぶりですわね。わたくしと皇庁へ来ていただけませんか」かつてイスカが救った魔女、皇庁第３王女シスベル。アリスリーゼがイスカを欲したのと同じように彼を誘うシスベルには、誰にも言えない秘密があった。たとえ血を分けた姉であっても。一方、妹がイスカについて調べていることを知ったアリスリーゼもまた、この砂漠のオアシスへと向かっていて…。剣士と魔女たちの運命は、戦場に更なる火花を撒きちらす。

著者等紹介

細音啓［サザネケイ］
第１８回ファンタジア大賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

危険任務の手当として休暇を与えられ、リゾートへやってきたイスカたち。しかしそこでかつてイスカが救った魔女、皇庁第3王女シスベルと再会する第四弾。魔女化した隊長の今後も気になるところですが、イスカに接触するシスベルを取り巻く複雑な現状と暗躍する姉・イリーティアの存在、妹を追って砂漠のオアシスに向かうアリス。トラブルに巻き込まれながらも邂逅を果たしたイスカと姉妹でしたけど、それぞれの因縁が絡まり過ぎてイスカを巡る姉妹争奪戦が勃発しそうな予感も？これは（イスカは大変そうだけどｗ）次巻が楽しみになってきましたね。

2018/04/20

[まりも]

イスカがかつて助けた魔女シスベルが、休暇中のイスカたちの前に姿を現わすシリーズ第4弾。巻数を重ねる毎に、面白さが加速度的に増していくこの作品。シスベルが登場したことにより、物語がますます面白く、そして目が離せない状態になってきました。次代女王へ向けたアリスたちの動き、皇庁や帝国の思惑、暗躍する者たちの存在。シリーズ4巻目にしてこれだけ気になる要素を詰め込んでくれるとか、そりゃワクワクが止まらないのも仕方がないってもんでしょ。ヒミツの関係からの姉妹戦争とかめっちゃ楽しみ。次巻も期待して待とう。

2018/04/21

[むっきゅー]

新ヒロイン・第三王女シスベル登場。1巻の最初にイスカが助けた魔女。皇庁内に味方がほとんどのおらず、戦闘力もほぼゼロの孤独な王女。女王である母を助けるため、イスカに仲間になってもらおうとする。アリスとは実の姉妹にして、次期女王候補のライバル同士。そして、イスカを取り合う恋のライバル同士に。次巻も、この姉妹がイスカを取り合うラブコメ展開が続くようなので、メッチャ楽しみです。そして、秘密がどんどん増えていって、そのうち首が回らなくなるのでは、イスカとアリス...。

2018/04/23

[鳳梨]

キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 4 読了。シスベル本格参戦。1人で頑張ってますなぁ。アリスリーゼは今回ちょこっとだけ。謎もどんどん深まりラストは気になる感じで終わったので、続きが早く読みたい。

[BUNBUN]

4作目。今回はアリスの妹とが登場してメインに物語が進んで行きましたね。アリスと、シスベルのイスカ争奪戦が面白くなってきそうで良かったです。 展開的にだいぶ大きく進んだので次の巻が楽しみです。

2018/07/13