内容説明
身に覚えのない噂を立てられ、彼氏にも振られ、農業を営む実家に戻った望未。しかし姉一家も同居する家に居場所はなく、さびれた商店街の空き店舗に追いやられてしまった。素人が何の店をやればいいのかと悩む望未の前に、空腹で行き倒れた山伏姿の男が一人…。望未の握った急ごしらえのおむすびに助けられ、感動した男は―「俺の嫁になってくれ!」といきなり求婚!?しかも男と出会ってから、不思議なものが見え始め…?人とあやかしを繋ぐおむすび処、押しかけ仮旦那とはじめます。
著者等紹介
蒼井紬希[アオイツムギ]
仙台市出身。さまざまなジャンルの小説、シナリオを多数手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐島楓
47
うーん、いまひとつ物語にメリハリがないような……。個人の感想ですが、目新しいなと思えたところがほとんどなかったのが残念。2019/09/20
にゃうぴょん
12
玉藻さんのお話や厳太郎さんのお話は微笑ましく読めましたが、お店を始めるにあたるエピソードがちょっと馴染めなくてなかなか入り込めませんでした。2020/02/04
チェス
7
なかなか思ったより面白かった。登場人物たちもワルがいないし。楽しめた。2021/06/26
ひまわり
6
おむすびは人を幸せにする。あやかしおむすび話。楽しく読みました。2022/03/26
わぴねむ
3
望未ちゃん、往生際悪いなぁ(笑)さすがに皇二郎が不憫になったよ。おいしいおむすび食べたいなああああ2020/07/25