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出版社内容情報
乳を揉まれ、宗志を殺そうと狙う西校の少女リトル・スノウは「大きな声を出せない」と悩んでいた。怒りを鎮めんがため、宗志は変態やネコミミたちと一緒にLIVEを開催して、彼女の苦手を克服することになり――
内容説明
変態に常識は通じない―最強の召喚士を目指す少年・穂北宗志は頭を悩ませていた。偶然おムネを揉んでしまった美少女・リトル・スノウの怒りを鎮めるため、話すのが苦手な彼女の告白を手伝うことに。その特訓とは―「ライブをしよう!それも特大の!ド・ライブを!」坂田の妙なアイディアに乗っかった宗志は、ネコミミ、七瀬、清花たちに協力を求め、スノウ歌唱による音楽ライブを成功せんとメンバーを集める。が、漫才みたいなスーツを着始めたり、エロ配信みたいな薄着になったり…それ別のライブじゃ!!ヤリたい放題な変態少女たちをまとめあげ、宗志はスノウのライブ成功を目指す!
著者等紹介
木村心一[キムラシンイチ]
1982年京都生まれ。「これはゾンビですか?」で第20回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズ
23
戦争で獲得した温泉に向かった宗志は、既に湯に浸かっていた美少女リトルスノウの胸を誤って揉んでしまい、必ず金玉を潰すと処刑宣告を受ける。仲直りする為坂田に協力を頼むが、好きな人に告白する勇気と大きな声を出す事が出来ない事に悩む彼女の為に特訓と称してライブを行う事になるが…。ドラム・ピアノピアノピアノの3Pの異色すぎる構成に尺八が加わりそうになったりとカオスなバンド作りに笑いつつも、ライブシーンでのリトルスノウの笑顔が印象的。ライブ後のリトルスノウとの真正面からのバトルも中々面白く、坂田の告白も良かったです。2020/02/09
真白優樹
6
温泉で偶々居合わせた西校の生徒、スノウの悩みを解決する為坂田の提案でライブする事になる今巻。―――皆で歌うは心の叫び、戦場に響くは慕情の叫び。 何か下ネタ方向に妙な進化を遂げ、変態濃度が更にマシマシになる今巻。そんな今巻はいつもの四人に+αを加え変態的な大騒動を繰り広げながら、召喚術の新たな一面に触れると共に新たな強敵率いる大軍勢を打ち倒し、更に坂田との絆を深める、物語の濃さと面白さが跳ね上がり、本格的に歩き出す巻である。星空の下、彼等らしいやり方で結んだ絆は、どんな未来を歩むのか。 次巻も楽しみである。2019/02/21
ken
2
今巻も笑いが止まりませんでした。坂田の要領を得ない提案に、七瀬や清花が馬鹿正直に答えカオスな光景になったシーンなど、まさに変態と変態の化学反応という感で大爆笑でした。宗志も相変わらずぶっ飛んでいました。そんななか現れた新キャラは一見常識的に見えましたがやはり召喚士、宗志のパンツは結局返ってきませんでした。ラストでは宗志と坂田の関係に変化がありましたが、今後の二人がどのように関わり合うのか是非見たい。次巻のも楽しみです。2019/02/23