富士見ファンタジア文庫 魔王討伐したあと、目立ちたくないのでギルドマスターになった

朱月 十話【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2017/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 344p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040723365
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

このギルドはどんな困難な依頼も解決する――ただし目立たないように。SSSランクの規格外の力で魔王を討伐した奇跡の五人のひとり『忘却のディック』は、討伐したはずの魔王をメイドに従え、ギルドマスターになった。このギルドはどんな困難な依頼も――目立たないように解決する。

朱月十話［アカツキトウワ］
著・文・その他

鳴瀬　ひろふみ［ナルセ　ヒロフミ］
イラスト

内容説明

ＳＳＳランクの規格外の力をもった奇跡の五人の一人、ディック・シルバーは魔王討伐後、ギルドマスターになった。「この卑しい雌犬に、どうか厳しいお躾をいただければ…っ」隙あらば籠絡しようとメイドとして転がり込んできた討伐したはずの魔王を従え、ディックが経営するギルド『銀の水瓶亭』。ここには他のギルドでは相談できない依頼を抱えた王女など特殊なお客や、ディックに密かな想いを寄せるかつての仲間たちが訪れる。自分が目立たないように依頼を解決していくディックだが、なぜか依頼者の女性たちから次々気に入られてしまい！？強すぎる元英雄のギルド依頼解決ファンタジー！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[しまふくろう]

表紙が可愛くて購入。挿絵も良かった。女の子の絵がどれも可愛らしくて大変宜しい。　物語は魔王討伐の報酬で、正体不明のギルドマスターになった主人公の話。　個人的な嗜好の問題で、物語やキャラクターの性格が好みではないのが残念だった。

2020/01/18

[まっさん]

★★★☆ SSSランクの規格外の力を持った奇跡の五人の一人･ディック＝シルバーは魔王討伐後に寂れたギルドのマスターになった。他の魔王討伐隊のメンバーが騎士団長などの恵まれた地位を望む中、地味な余生を過ごそうとする彼だったが、隙あらば籠絡しようとメイドとして転がり込んできた元魔王を筆頭にディックに密かな想いを寄せるかつての仲間たちも集まり始めて…ー web版既読済み。web版を読んだのが半年程前の事なので若干うろ覚えではあるが恐らく書籍版との差異はほとんどなかったように思う。割と典型的な暗躍俺TUEEE→

2019/09/29

[水無月冬弥]

#ラノベ　よくある、俺TUEEEななろう小説なのですが、キャラが個性豊かでかつ、我が強すぎることなく、いい塩梅なので、読みやすいです。さりげなくハーレムですが（笑）　これ、巻が進むにつれ収集できなくなりそうな気が……

2017/07/24

[真白優樹]

規格外の子供達五人が魔王を討伐した世界で、元英雄の少年がギルドを営み依頼を解決する物語。―――どんな難題も、全部纏めてこっそり解決。常識的に絶対無理な依頼、でも元英雄にかかれば問題なし。英雄としての力と仲間との繋がりで望まぬ婚姻から国家の危機まで解決していくこの物語は、目立ちたくないと言いながら何だかんだ目立つ、仲間を大切にする少年の姿と、どこか心躍る戦い、少年を想う少女達の心模様が魅力的となっている。国家の危機も解決する中、次なる依頼で出会う者とは。少年の過去に何があったのか。 次巻も楽しみである。

2017/07/22

[まろさん]

勇者ＰＴの一員で有りながら、あくまで裏方であり続けようとする主人公が最底辺ギルドの長となり持ち込まれる困難な依頼を解決していく物語。全編手が加えられておりwebで疑問だった点などが判明しスッキリしたのも束の間、その後の内容や削除した部分などの情報の統合性が全くの手つかずのまま掲載されており矛盾が発生しつじつまが合わない。会話シーンなどまるで悟りと悟られ同士が会話しているかのような時空を越えた展開が満載、そこに主人公がクールな対応を重ねるのが滑稽でしかない。中途半端に手を加えたがために駄作になった残念な作品

2017/09/13