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出版社内容情報
前人未到な変態ヒロインと、最高にサイテーなボーイ・ミーツ・ガールを!幽霊騒動の噂を確かめるため夜の学校のプールに忍び込んだぼく。何かが起きそうな素敵シチュで出逢ったのは美少女の幽霊で――。はっ? 成仏するまで水中で●●●●するのを堪能したいって変態過ぎでしょ!?
相上おかき[アイウエオカキ]
第29回ファンタジア大賞〈審査員特別賞〉を受賞し、本作にてデビュー。
emily[エミリー]
内容説明
夏休み×静かな夜×学校のプール。素敵な何かが起こりそうなシチュで、ぼくが出会ったのは美少女の幽霊だった!もしかして中二病的な能力の覚醒?大興奮の非日常が始まる!?『はわぁぁ、水の中でしゅるのキモヒぃぃですぅ…』…言い忘れてたけど、ぼくの周りには厄介なヤツが多い。「私は男湯に入れるぞ。無毛だからな!」自称天才のロリ生徒会長とか、「幼馴染だから一緒にお風呂に入っても許されるのよ」巨乳ナイフマニアの幼馴染とか。ついには、水中●●好きな幽霊少女に取り憑かれたぼく―変態で変態で変態な日常が始まるぜチクショー!
著者等紹介
相上おかき[アイウエオカキ]
第29回ファンタジア大賞において「女の子のおしっこは好きですか?―YES/NO」で審査員特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
9
普通の少年が、夏休みのプールで少女の幽霊に出会い始まる物語。―――変態爆発、饗宴が始まる。これはミステリーではない、変態だ。ロックでグルービーな変態達が暴れ回り少年がツッコミながら振り回される物語、つまりはそんな作品であり色んな意味で暴走特急なアブノーマルな奴等が、濃すぎる味を放つ。だがその味を好めるなら、癖になる味と感じたらこの物語は唯一無二の物語になる筈である。この癖の強すぎる変態達が作り出す日々は、どんな暴走する刺激的な日常が待っているのか。再会した二人の行く末とは何処へと。 次巻も楽しみである。2017/04/21
たこやき
8
なんだろう、これ?(笑) 一応、物語の中心にあるのは、ヒロインである幽霊・由宇をひき逃げした犯人を捜すこと……なんだけど、登場人物が皆、変態なので、おかしなことにしかならない。大体、由宇自身が犯人捜しより、水中放尿の方が大事、って人だし。こういうと何だけど、ストーリーの基本線がしっかりと出来ているからこその芸当なんじゃないかろうか? 東川篤哉氏のミステリ作品のギャグの方向性をエロ、下ネタにした作品……と言ったら流石に褒めすぎかな。2017/11/23
トロイ丸ホルスマン
6
これは完全に人を選ぶ、がハマればとても楽しい作品ですね。ギャグ、パロ、変態性癖、ミステリ、ガチホモに加え怒涛の展開で進む本編と、確かに色々詰め込み過ぎてる感は否めませんが、キャラ達の生き生きしてる感はこの作品の大きい武器だなと思います。 特に会長は変なキャラ付けの変人が出て来たと思ってたのに読むにつれて「あれ?会長が一番まともじゃね?」と錯覚を起こすから困る。パロネタが多かったけれど本来のギャグセンスが高いのでそこだけで勝負した方がもっといい感じになりそうですね。でも唐突な淫夢ネタは卑怯。2017/05/26
サキイカスルメ
5
変態しかいない……(主人公はツッコミです)あだ名はワトソンこと変態寄ってくる系男子高生和藤尊が、同級生な幽霊にとりつかれるお話。幽霊由宇をひき逃げした犯人を捜そう!という話なのですが、登場人物がもれなく変態なせいで終始コメディです。犯人との対決さえコメディ。まぁ、お尻狙われるのは相当怖いけれどね。キャラクターの会話が、テンポよくパロありギャグコメで楽しかったです。変態っぷりは……なかなか凄いので、引くところもありましたね。特にヒロイン由宇のが結構えげつなくて、プールにはしばらく入りたくなくなりました。2017/04/25
さあささん
4
変態たちがドッタンバッタン大騒ぎします。/水中放尿が趣味の幽霊と出会った主人公の周りには変態しかいなかった的な内容ですね。由宇を轢いた犯人を見つけるというシリアスなストーリーと常にぶち込まれ続ける下ネタパロネタのギャップが凄まじいです。正直、パロネタはあまり好きではないですが、下ネタの方はぶっ飛んでいて面白かったです。というか出てくるキャラがどいつもこいつもネジが外れてますね。最後に由宇が出てくるシーンはそうだよねという印象ですが、そこまでに至る道筋がやっぱりおかしいですね。2巻も出るみたいで楽しみです。2017/04/24
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