富士見ファンタジア文庫<br> 勇者のパーティで、僕だけ二軍!?

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富士見ファンタジア文庫
勇者のパーティで、僕だけ二軍!?

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040722337
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

目指せ一軍! 打倒勇者!? 下克上系日常ファンタジー開幕!「僕は雑用のためにパーティに入ったわけじゃない!」――勇者パーティ唯一の二軍であるロキの声が馬車の荷台に響く。この物語は、彼が美少女剣士たちの信用を勝ち取り、クズ勇者への下克上を目指す冒険譚である!

布施 瓢箪[フセ ヒョウタン]
第1回カクヨムWEB小説コンテストの特別賞を受賞した「勇者のパーティで、僕だけ二軍!?」でデビュー。

さくらねこ[サクラネコ]

内容説明

魔王討伐における人類の希望―勇者。そんな勇者が率いる最強パーティに、炊事・洗濯さらには買い出しを極めた選ばれし雑用がいた。彼の名はロキ。パーティで唯一の二軍である!「僕は雑用をするためにパーティに入ったわけじゃない!」女遊びに二日酔いとクズすぎる勇者のもと、くじけそうになりながらも一軍を夢見て剣の特訓を続けるロキ。そんなある日、自称・天才美少女魔法使いのルミナの二軍落ちをきっかけに、一軍の座をめぐる闇討ち上等なパーティ内戦争が勃発し―!?この物語は、ぼっちな二軍の少年がメンバーたちの信用を勝ち取り、クズ勇者への下克上を目指す冒険譚である!

著者等紹介

布施瓢箪[フセヒョウタン]
『勇者のパーティで、僕だけ二軍!?』で、第1回カクヨムWeb小説コンテスト“特別賞”を受賞。1995年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

25
魔王討伐のため勇者が率いる最強パーティに、炊事・洗濯さらには買い出しを極めた選ばれし雑用・ロキ。パーティで唯一の二軍である彼が一軍を夢見て奮闘する物語。勇者は圧倒的強さを持ってはいてもどうしようもなくクズで、ロキやメンバーは彼の気まぐれな決定に振り回される日々。一軍目指し奮闘するロキでしたけど、一方で苦境に陥るメンバーのことは放っておけなくて、勇者以外とのメンバーとは絆めいたものが生まれてゆくのかなと。メンバー間の不器用な距離感とか、こういうお話は個人的にわりと好きなんですけど難しいんでしょうね、うーん。2017/05/25

ツバサ

16
面白かった。主人公のロキが勇者に憧れて、パーティに入れてもらうが、二軍の雑用係… そんな現状に心折れそうになりながらも這い上がろうとする物語。自分の足りないところを素直に認めて、色んな人に師事してもらって成長していくロキは応援したくなる。勇者以外の仲間から信頼を得られて、次巻からの勇者を見返すロキの奮闘劇を楽しみに待ちたいと思う。2017/03/01

ラノベの王女様

13
憧れの勇者パーティーに勧誘されたものの戦闘に参加できず雑用ばかりで辟易していた少年が、一軍に抜擢されるため下剋上を目指す物語。―――足掻いて足掻いて積み重ねる。未来はそうして掴む。本作の勇者は実力者でありながら、口調は荒くて暴力的。使命感を持たずエゴイストで、陰では仲間を見下すクズっぷり。そんな外道を打ち破るべく、少年は二軍落ちしてしまった魔法使いの少女と共に、勇者の課す命がけの試練へと覚悟を決めて挑む。一軍にはなれなかったが美少女達の信頼を得た少年は、今後どんな成長を見せてくれるのか。次巻も楽しみだわ。2017/02/22

サキイカスルメ

11
むしろ勇者が魔王的なポジション。圧倒的な強さを持つ勇者に憧れ、勇者パーティに加わったロキは唯一の二軍とされ、戦闘以外の雑用を任される毎日、それでも一軍目指して頑張るお話。勇者以外はみんないい子達なんだよね。それだけに、勇者のひどさが際立つ。最初から優しいお姉さんサラや、見た目ギャルなのに純真なアビゲイル、不思議系ファナも可愛かったですし。今回メインのツンデレ娘ルミナも、よかったです。ロキくんは特別な力が全くなく、ただ異常な程に頑張れる子で応援したくなりました。努力できるのだって才能だと思う。面白かったです2017/02/28

真白優樹

11
勇者のパーティに入るものの、雑用ばかりの少年が下剋上目指して這い上がる物語。―――覆す為に、少年は成長の一歩を刻む。ここまで外道というか屑な勇者も珍しいものである。そんな、希望を託したくなくなる勇者を倒す為に進みだした少年、ロキ。一番弱い、それでも可能性を信じ努力を重ねる彼に、パーティの少女達は惹かれ、心を許していく。魔術師の少女、ルミナを味方につけ確実にパーティ内に位置をつけ始めたロキのこの先の道とは。いつの日か屑な勇者を打倒した時、そこには最高の快感が待っている筈である。 次巻も楽しみである。2017/02/19

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