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出版社内容情報
都市に未曾有の危機が迫っていた。夜界からの襲撃を防ぐ『装置』に予期せぬ異常が発生したのだ。解決のため公爵家当主たちが集結。メリダたち四人娘にクーファやロゼも帯同して、飛空艇で海へ向かうことになり……。
内容説明
「せんせには、このローションを塗っていただこうかしら」夏休み。クーファは、三大公爵家の当主たちとその令嬢と共に海にいた。少女たちの水着姿がまぶしいプライベートビーチ。だがそのすぐ先は、夜界。そして公爵たちの真の目的地は、夜界からの侵攻を防ぐために設けられた『城』だった。「休養は終いじゃ。フランドールに未曾有の危機が迫っておる」現在、何者かによって占拠されている城の奪還―それが身分階級の頂点に立つ者たちが勢揃いで挑む、最難関任務。その裏で、メリダとクーファには『革新派』のことをミュールやセルジュに問いただすという課題もあり…。
著者等紹介
天城ケイ[アマギケイ]
第28回ファンタジア大賞“大賞”を受賞した本作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
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Aoi-Takt本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
34
夜界からの防衛装置に異常が発生する第六弾。城に取り巻く亡霊たちと戦うことになる話。今回は水着回にバトルも盛りだくさんと内容たっぷりで大満足。各陣営の実力者たちがその実力を発揮するだけではなく、その裏では様々な思惑があったりと色々と読み応えがあってとても良かったです。敵の姿も徐々に明らかになってきたし、これは今後が楽しみだ。メリダだけではなくセルジュ側も何かを隠しているようやし、そこら辺も期待したいところ。メリダに迫る次なる試練は何なのか。次巻も期待して待ってます。2017/06/23
よっち
29
夜界からの襲撃を防ぐ装置に予期せぬ異常が発生してフランドールに未曾有の危機が迫り、解決のため公爵家当主たちが集結。メリダたち四人娘にクーファやロゼも帯同して飛空艇で海へ向かう第六弾。序盤はクーファに水着姿でアプローチする可憐な四人娘にロゼまで参戦するドタバタぶりに苦笑いでしたが、城を占拠する死の女王の妄執に振り回されつつ、裏で公爵家や革新派のことを探る展開は各々(いろんな意味で)きちんと見せ場があって、暗躍する敵の正体が明らかになったことで次に繋がりそうですね。気になる伏線も出てきたりで続刊も楽しみです。2017/06/21
むっきゅー
24
三大公爵家メンバー全員集合。夜界からの侵入を防ぐ城に異変があり、正常化するために三大公爵家全員が対応する話。いきなり水着回でキャッキャウフフなイベントから一転、人類最高戦力の公爵家が全力バトルする怒濤の展開。先生とセルジュの二大イケメンコンビの共闘がよかった。何だかんだ仲良いよねこの二人。ラ・モール家の闇、ミュールの生れの謎が新たに加わった。結局、謎がないのってエリーだけじゃん。あ、そう言えば恒例のマナ検査がなかったなー。その代わり、メリダとミュールの百合シーンと、先生×エリー・サラシャの禁断シーンが!2018/04/30
まっさん
19
★★★☆ 今巻はバトルにつぐバトルの連続。若干読み疲れた感が否めないけど全体的にみれば面白かった。ただ展開が目まぐるしく変わりすぎてちょっと読み辛かったかなと。これまでのようにクーファやメリダ達だけではなく色々なキャラクターのバトルシーンが読めたのは嬉しかったが、もう少し日常パートを増やしてくれたら文句なしなんだけど…2019/09/23
ナカショー
13
今回も面白かったです。アンジェル姉妹の百合百合度日に日に増していて只々尊い。次も楽しみです。2017/10/16