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出版社内容情報
赤い霧に包まれし街“ネスカザラ”の忌まわしい記憶がいま明らかとなる――“増えゆく街”ネスカザラを赤い霧が包み込むとき、人々の想いが具現化する。ただし、それは必ず歪んだ形で。レインたちはこの街の奇妙な事件に巻き込まれ、それに自身たちが深く関与していることを知ることとなる。
こあらだまり/グループSNE[コアラダマリ グループエスエヌイー]
グループSNE所属の通訳者、翻訳家。『ソード・ワールド2.0』シリーズや『ゴーストハンター13』シリーズにもプレイヤーとして参加している。本作がリプレイライターとしてのデビュー作
天野 英[アマノ ハナ]
北沢 慶[キタザワ ケイ]
内容説明
願いを叶える超常の存在“魔神”の次なるターゲットは墓守レインの願い―「一人で死にたくない」だった。その願いを叶えるために魔神は策謀を巡らし、レインたちは否応なく事件へと巻き込まれていく。一方“増殖都市”ネスカザラは、誕生三百年を祝う祭りの準備に追われていた。だが盛り上がりと呼応するように、魔神による不可解な事件もまたその数を増やしていく。ネスカザラ誕生の秘密とは。街を包む赤い霧の真実とは。そしてレインの願いの結末は―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水無月冬弥
5
#trpg 堂々完結。PCがどっちかというとゆるゆるっとした日常系だったので、かなり大きな事件だったのに、ゆるゆるっと終わった感じがします。うーん、ゴーレムって便利ですね!2017/04/26
いとち
2
おーもしろかった!楽しめました!今回もキャラのコミカルさとシナリオのシビアさのバランスがちょうどいい。この街に行ってみたいと思いました。2017/08/09
マコト
2
ラストまで読んで少し拍子抜けしたけど、「勝てない敵を封印」というのはTRPGのシナリオの王道のひとつだし、シナリオ作りの参考にするのに悪くないと思う。2017/04/30
はつかねずみ
2
冒険者ならぬ街の住人による冒険の決着。 1本目から大惨事になりつつ、最終的にはなかなかうまいこと着地できているし、ホラー気味な雰囲気と町の設立から今に至るまでの嫌な流れに対してPC達が町の住人としての雰囲気も作りつつ笑いも取れる方向で演出してくているのもいい塩梅になっていてよかったと思う。 しかし、惜しむらくはラストバトルがシナリオによるデバフ祭りで一瞬にして終わってしまったことかな……まあ、戦闘が中心のキャンペーンじゃないんだし、レベルも考えればこんなものなのかもだけど。2017/02/26
barcarola
1
前作に引き続き、戦闘が前面に出てこない点が良い。ところで「不正は見逃してこそ〜」って初出は何年前だろう。2018/07/28
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