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出版社内容情報
何度も死んで、何度でも甦る――それが最速の手段!ゲーマーの浩史が召喚された異世界フルシエラには「クラス」「スキル」などのゲームのようなシステムがあった! 最速でレベル100を目指す浩史が選んだのは、"死んでも甦る”機能を多用する大幅レベリングで!?
瀬尾 つかさ[セオ ツカサ]
第十七回富士見ファンタジア長編小説大賞審査員賞受賞。『琥珀の心臓』でデビュー。近作は『聖煉の剣姫と墜ちた竜の帝国』一迅社文庫、『約束の方舟』ハヤカワJA等。
早川 ハルイ[ハヤカワ ハルイ]
内容説明
異世界フルシエラ―その世界に召喚された者は『闘神の使徒』と呼ばれ、『クラス』を選び、『スキル』と『レベル』を伸ばしながら魔物と闘い、エリア開拓に挑んでいた。ゲーム好きの浩史はこの世界の謎に迫るためレベル100を目指す。しかし魔物の強さは異常でゲームバランスとしては最悪。そんななか浩史が選んだのは弱体魔法特化の錬金術師、そして“死んでも蘇る”を繰り返すスタイルだった!?強敵に怯まず苦境を何度も乗り越える姿に「コージの心は強い…わたしも強くなれる?」魔法戦士の少女・ハイシェンの折れかけた心にも希望が戻り―。ピーキースタイルが異世界攻略の道を拓く!!
著者等紹介
瀬尾つかさ[セオツカサ]
第十七回富士見ファンタジア長編小説大賞審査員賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
26
死に戻りありのゲーム世界に召喚されたゲーマーの少年が、異世界の神になった姉に会うために冒険をする話。正直面白くなかった。ぶっちゃけこれ作者さんの今までの作品の焼き直しですよね。作品の世界観やキャラ配置、更には性格や喋り方までもが瀬尾つかささんの既存作品にそっくり過ぎて、読んでて何か萎えました。バトルもかなりアッサリ気味だったし、全体的に薄味だったかなぁ。瀬尾さんらしいと言えばそうだけど、もう少し盛り上がりが欲しかったところ。続けば面白くなりそうだし、次巻に期待しようかな。2016/10/21
よっち
22
死に戻りができる異世界フルシエラに召喚されたゲーム好きの浩史が魔法戦士の少女・ハイシェンと出会い、一緒に強くなって異世界攻略を目指す物語。ゲーム好きな姉が作ったと思われる仕組みをよく理解する浩史が孤独に絶望しかけていたハイシェンと共に取り組む、このゲームの特性を最大限に活かした急激なレベル上げから攻略へと邁進するストーリーで、長耳なハイシェンや彼を支える由紀たち魅力的なヒロインたちもよく動く、著者さんらしい独特のゲームっぽい世界観でした。ここまでわりと展開早かったですけど、ここからどう動くのか次巻に期待。2016/10/21
miroku
12
ゲーム世界が舞台。要は瀬尾さんお得意のだ。当然。面白い♪2020/05/21
真白優樹
9
ゲームのような異世界に召喚された少年が、何度も死に生き返りながらエリアを開拓していく物語。―――繰り返しの果てに、少年はどこまでも強くなる。クレバーな思考を持つこの浩史という少年、まさにゲーマーである。が、そんな彼も女性に真っ赤になり、頭の上がらぬ級友達に溜息を吐く、だが心がとても強いごく当たり前の少年なのだ。全体的にはこの作者さんらしい世界観と空気、つまりはお家芸な作品だが世界観が中々に面白く、只の無双系の作品ではない面白さがあり、この先が楽しみになってくる。この先どうなるのか。 次巻も楽しみである。2016/10/20
わたー
6
★★★★☆著者の別作品で例えるならば、スカイワールド+天秤に復活回数無限という要素を加えた感じだろうか。ただ、今回は目的のために高効率でレベル上げをしているだけなので、やや淡白な味付けだったのは残念かな。MMOはカンストしてからが本番だし、次巻以降で化けることを期待したい。2016/10/21