富士見ファンタジア文庫 棺姫のチャイカ〈２〉

榊 一郎【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2011/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 360p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040710525
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

「全く兄様にも困ったものだ。すぐに婦女子を手込めにしようと」「人聞きの悪い事を言うなっ！」乱破師トールとその義妹アカリ。そして『棺担ぐ姫君』チャイカ。滅んだガズ帝国皇帝の“遺品”を求めて旅する三人であったが、追われる身でもある彼らにとって、徒歩での移動はあまりにも危険が大きかった。魔法仕掛けの『機車』を求めて、とある街を訪れたトール達の前に、正体不明の少年が現れる。彼はトール達に機車の情報と共に、次なる“遺品”の持ち主、竜騎士ドミニカ・スコダの存在を告げてくるのだが―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[なお]

チャイカかわいい。それに尽きる。清らかすぎる気さえするアルベリックの正義がいつか汚れないかなあなんて不届きなことを思ったりもしつつチャイカかわいい。フレドリカもかわいい。トールがうらやましい。

2015/03/13

[ふーま]

第1巻読んですぐにこの巻を読んだけど、キャラが程良く増えてきている。自分の都合上、ゆっくりと読めなかったが、大まかな話は簡単につかめるようで短い時間で満足できた。今回はアカリの更に暴走(笑)していく様がほのぼのしてた

2016/09/02

[葉(21)]

チャイカわいい。天真爛漫可愛い。これ1巻の時にも書いた気がする。それほどにチャイカかわいい。いやアカリも可愛いけど暴走すると命に関わるのがちょっと。フレドリカの登場から仲間になるまでの話。得た遺体は眼球。アニメでは斎藤千和さんが演じたフレドリカが命の重さを測れないほどの無邪気さを湛えててとても良かった。斎藤さんマジ好き。トールが乱波師として未熟という描写が何度か出てくるけど、人間味があってとてもいい。フレドリカにとどめを刺すようなら「やりすぎじゃない？」と思っただろうけど。あぁチャイカの首筋さわさわしたい

2015/02/23

[よいどれ廃人]

【Kindle版の登録がないみたいなので此方に書き込み…】棺を担いだ少女チャイカに雇われる形で禁断皇帝の遺体集めを手伝うことになった乱破師兄妹のトールとアカリ。一行が滞在することになった街でチャイカの情報提供者ギイよりその街の領主が遺体の一部の所有者であることを告げられる。トール達は機車を調達し領収邸へ向かうのだったが…アニメの版3〜4話、装鎧竜フレドリカ登場巻。何気に巻末のなまにくATK氏のあとがきイラストが楽しみになってきたにだが(笑)【2014年55冊目 ☆☆☆★★】

2014/06/27

[えーてる]

ドミニカのギミックは、アニメで知ってしまっていたからそのつもりで読んでしまったが、知らなかったらそれなりにハッとなる仕掛けとして描かれていて、読んでいて惹き込まれた。

2014/08/05