出版社内容情報
生徒は“つくも神”の子供達! 新米先生の学園ふれあい奮闘記。就職浪人を目前に震えていた向澤明音に、一通の採用通知が届く。差出は“神望町つくも神小学校”。そこは一人前のつくも神を目指すタマゴ達の学校だった! もう一つの神保町を舞台に、明音は生徒を卒業へ導いていく
和智 正喜[ワチ マサキ]
漫画原作、シナリオ、脚本など多数の仕事を手がける。主な著書に『東京怪異案内処』(富士見L文庫)など。
motai[モタイ]
内容説明
就職浪人生活に震えていた向澤明音に、一通の採用通知が届いた。差出は“神望町つくも神小学校”。怪しすぎるけど、憧れの教職に釣られて訪れてみると―校舎から飛び出してきたのは、着物や時計、旅行鞄を身につけた彩り豊かな子供たち。そこは大切にされたモノに宿るあやかし“つくも神”が通う、もう一つの世界の学校だった!教頭の藤木に迎えられ、明音はつくも神の先生をすることに。賑やかな授業とふしぎな事件を前に、明音は生徒を卒業へと導けるのか?新米先生とつくも神の子供たちが奏でる、学園ふれあい奮闘記。
著者等紹介
和智正喜[ワチマサキ]
作家・シナリオライター。小説のほか、漫画原作、ゲームシナリオ、アニメ脚本など多数の仕事を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐島楓
42
新米女性教師が受け持つことになったのは、つくも神が通う小学校だった・・・というお話。素朴で、いいお話でした。けれど、もう少し、今一歩あってもよかったかな?2016/08/30
みーさん
40
(✖︎)文章が軽すぎで、言葉のボキャブラリーが無いのか小説として意味をなしていないと思いました。読んでいて、これはマンガを単純に文章化した物なのかと…。言葉で魅せることが全く出来ていないように思います。1章まで何とか読みましたが、私には会いませんでした。軽い読み物を、と思い読み始めましたが、私には軽すぎたようです。2019/07/13
めりた@かりた
9
表紙とタイトルに惹かれて読みました。いいねぇ、つくも神のタマゴ達のための小学校から届いた怪しさ満載の採用通知。この子たちを見ちゃったら断る選択肢なんてなくなっちゃいますよね。もうちょっと続いたりとかしないかなぁ。2016/08/03
ひまわり
5
小学校は小学校でもつくも神の小学校の話。つくも神が出てくる話は好きです。「ななし、の物語」は『最後の晩ごはん』のロイドを思い出しました。2017/01/09
悠遠
4
これは続編作る気満々?つくもがみって子どものイメージだけど、一人前イコール大人が作者の解釈なのかな。2018/08/20