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出版社内容情報
技術と理論で、少年は最強を創造する。全天候型統合戦闘兵装『双装』。その使い手の育成機関アヴァロンに編入した技師、白銀真威栖は、整備を巡るトラブルから学園No.3双装騎士アズリィと対立。技師VS騎士という前代未聞の決闘を行うことになり!?
来生 直紀[キスギ ナオキ]
きすぎなおき 第24回ファンタジア大賞<銀賞>を受賞した「新世の学園戦区」にてデビュー
さえき 北都[サエキ ホクト]
内容説明
世界を大きく変貌させた全天候型統合戦闘兵装“双装”。その遣い手を育成する国際特務学園アヴァロンに、双装に精通した少年、白銀真威栖は双装技師として編入する。しかし編入当日から“撃滅の戦姫”の異名をとる双装騎士アズリィと武装の整備を巡り衝突、戦う力を持たない身でありながら一騎討ちに臨むことに…!?しかし真威栖は、決闘の場を驚愕に染める。彼は双装を知り尽くした者だからこそ可能な前人未踏の戦術で、学園NO.3の実力者たる少女を打ち破ったのだから―。知識と技術の粋を結集し、迫りくる脅威を封殺せよ。新たな強さを世界に示す、超絶技巧バトルアクション始動!
著者等紹介
来生直紀[キスギナオキ]
第24回後期ファンタジア大賞“銀賞”を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
13
戦闘兵装である双装を作る側である主人公が使う側になって戦う話。工夫して自分なりに戦う内容はなかなか面白い。ただ全体的にテンプレな感じがしたのが残念。まだ続きそうではあるので、次に期待。2016/07/31
真白優樹
9
戦闘兵器の使い手を養成する学園で技師の少年が使い手の少女と出会い始まる物語。―――自分にしか出来ない戦いが、ある。うん、物凄く面白い。少年の技師らしい戦い方が目新しく格上の相手や無敵にも近しい相手を理論と少女の協力を得て辛勝の形で倒していくのが単なる無双系の作品とは一味違った面白さを伝えてくれる。妹が率いる敵組織との戦いの中、迫る再会の時。一筋縄ではいかない会長や本人も知らぬ秘密を抱える幼馴染が周りを固める中、自らを凡人と位置付ける少年は果たしてどんな戦い方を見せていくのだろうか。 次巻も楽しみである。2016/06/20
尚侍
7
物語の構成要素の一つ一つはどれも良いものばかりなのですが、全体としてみるとバランスが悪くちぐはぐした印象でした。世話焼きなヒロインが「不法占拠はダメ」という理由で主人公のラボを破壊するというシチュエーションは一見微笑ましいのですが、こうしたギャグ的要素の後にシリアスな展開がきて、主人公がピンチになったところでヒロインが動揺したりすると「お前のせいで主人公が武器をきちんと準備できなかったんだろ」というツッコミを入れざるを得ないわけで、そういう面でのバランス調整があってもよいのではないかなと思いました。2016/06/23
524
6
☆5 【読めるレベルにはなってるが】新型兵器「双装」が世界を変えてしまった世界で、双装の訓練をする学園に編入してきたエンジニアの学園コメディ。「新世の学園戦区(☆3)」がだいぶひどかったが、イラストにホイホイ釣られて購入。パッツンオドオドの女の子が生徒会長とか俺得。まあそれ以外は結局特筆する長所はなく、バトルシーンの情景が浮かばないのでやっぱり読みづらい。というか冒頭のシーンで意識持っていかれるのは前作とかわらず。それでも前作と比較すれば読めるレベルにはなってる…とは思う。【お気に入りキャラ:皇風詩】2016/06/24
トルネードG&T
5
技師が戦うお話。こんなタイトルで最初にテンプレっぽい展開が来たのでダメかと思いましたがテンプレには乗らず独自の路線にちゃんと進んだので大丈夫でした。とはいえ若干タイトルで損をしているのではという気が。あと、理論のモデル化の話だとか、エンジニアリング周りとか、割とちゃんとわかっている方が書いているような感じがしますね。作者は機械工学科・電気工学科あたりの出身でしょうか。ということでなかなか面白かったのですが、どうやら二巻で刊行が止まっている模様です。残念。2017/10/30
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