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出版社内容情報
かつてデレさせられなかった狂三を、デレさせろ!?来禅高校に復学した精霊――時崎狂三。「――わたくしと士道さん、相手にデレた方の負け……というのはいかがでして?」士道の力を欲する狂三と、狂三の力を封印したい士道。二人の二度目の戦争が始まる――。
橘 公司[タチバナ コウシ]
第20回ファンタジア長編小説大賞<準入選>受賞作『蒼穹のカルマ』でデビュー。続く第2作目『デート・ア・ライブ』シリーズはシリーズ累計400万部突破の人気作となる。
つなこ[ツナコ]
内容説明
「―わたくしと士道さん、相手をデレさせた方の勝ち…というのはいかがでして?」来禅高校に復学し、五河士道の前に再び現れた最悪の精霊、時崎狂三。狂三の霊力を封印したい士道。士道が封印してきた精霊の霊力を欲する狂三。二月一四日のバレンタインデーに向けて互いのすべてを懸けた二度目の戦争が始まる!「今度は…俺がおまえを、救う番だ…ッ」少女はなぜ最悪の精霊と呼ばれるようになったのか―。世界の運命をひとりで背負い、かつてデレさせられなかった精霊を今度こそ、デートして、デレさせろ!?
著者等紹介
橘公司[タチバナコウシ]
第20回ファンタジア長編小説大賞準入選作『蒼穹のカルマ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
椎名みさの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
41
来禅高校に復学し士道の前に再び現れた時崎狂三。その霊力を封印したい士道と士道が封印した精霊の霊力を欲する狂三が、バレンタインデーに向けて全てを懸けた二度目の戦争が始まる第十六弾。勝負を仕掛けて士道や他の精霊たちを女子力で圧倒する狂三。精霊たちもまたらしさ全開で突っ走ったりでエピソードとしてなかなか面白かったんですが、その裏で進行していた深刻な事態に対しての狂三の孤軍奮闘ぶりには衝撃でした。明らかになった意外な真実と行き着くところまで行き着いた感のある攻防、そして狂三との決着がどうなるのか次巻が楽しみです。2017/03/19
わたー
36
★★★★★狂三回再び。短編で、そのポンコツさを発揮したり、使い勝手のいい天使の力で度々キーパーソンとなっていた彼女だったが、ようやくのメイン回。ヒロイン力が限界突破していたように感じた。前回の六喰攻略を経て、大きく成長した士道による狂三デレさせ作戦を受けての可愛らしい姿。彼女が始原の精霊を殺そうと思うに至った過去。そして、彼を死なせないために、人知れず果てることのない地獄に身を投じるといういじらしさ。どこを取っても狂三一色でとてもよかった。時間を操る能力としてタイムリープは鉄板ではあるが、だからこそ響く。2017/06/08
ナカショー
30
アンコールではかなりの存在感を発揮していた狂三の久しぶりのメイン!ただのネタキャラじゃ無かったんだと再確認できる位に狂三がメインヒロインとして輝いていました。狂三の過去も描かれていて、何故最悪の精霊と呼ばれるようになってしまったのかもわかりとても良かったです。狂三とはどの様な決着をつけるのか、士道の腕の見せ所に注目ですな。次巻も楽しみです。2017/04/25
しぇん
23
いよいよ狂三の攻略開始。遂に狂三の目的も明かされたり、ファントムの正体、まぁ、やっぱ、そうか、みたいなのも明かされて物語は佳境へ?この巻だけでも狂三が何をやってたか明かされた時は……。もうデートの結果はでてたのかもしれませんね。しかし、全知の力はやっぱ敵にするとやっかいすぎますし、仲間になる時没収されたのは当然だったのかなと2023/11/11
ツバサ
23
再びの狂三回。なぜ狂三が最悪の精霊と呼ばれるようになったのか、そして少女としての狂三の部分が見れてとても嬉しいです。あとファントムの正体が明かされましたが予想通りでした。次巻で狂三が完オチですかね、狂三がデレまくったらヒロインレース一抜けでしょう。てなわけで次巻が非常に楽しみです。2017/03/25