富士見L文庫<br> 幽遊菓庵-春寿堂の怪奇帳〈6〉

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富士見L文庫
幽遊菓庵-春寿堂の怪奇帳〈6〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040708706
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

玉藻のいない春寿堂――名月の和菓子は大団“縁”を紡げるか?高野山の片隅にある和菓子屋『春寿堂』。そこは人もあやかしも訪れる、賑やかなご縁を紡ぐ場所。ところが店主の妖狐・玉藻が突然いなくなってしまった! 代わりに弟子の名月が店を切り盛りする事になるけれど……?

真鍋 卓[マナベ スグル]
第2回ネクストファンタジア大賞銀賞を受賞し、マナベスグル名義でデビュー。主な著書に『ダウトコール』(富士見書房)など。実家は和菓子屋を営む。

二星天[ニボシテン]

内容説明

高野山の片隅に、ひっそりと佇む和菓子屋『春寿堂』。そこは妖狐の玉藻が営む、あやかしたちの御用達。名月がそこで和菓子作りを始めてから三度目の春―彼の“妖怪を見えなくする”契約が満ちる最後の年を迎えていた。そんな春先のこと。式神あずきが壊した和菓子道具を買い替えているさなか、玉藻が姿を晦ませてしまった。仕方なく名月は店を切り盛りするのだが…訪れる無理難題にてんてこ舞いの日々で!?店主のいない春寿堂。名月の和菓子は玉藻を戻し、大団“縁”を紡げるだろうか?

著者等紹介

真鍋卓[マナベスグル]
第2回ネクストファンタジア大賞銀賞を受賞し、マナベスグル名義でデビュー。実家は和菓子屋を営む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

53
高野山を舞台にした和菓子屋の物語もこれで完結。クセの強い登場人物が集まってめでたく大団円。幸薄い顔の名月のモテっぷりが凄いが強烈なキャラの妖に人気があってもねえ…。和菓子が近代的な工場で作られているのもこのシリーズの特徴、和菓子の美味しそうなレシピが紹介されていても実作する気になれないのもこのシリーズの特徴。2023/04/14

28
さくさくと♪オールキャスト登場の、ホント大円団(^o^)あずきちゃんと他力本願丸のペア良かったです。名月さんはモテモテのままでしたね。番外編があるようなので楽しみです。2018/02/22

よっしー

23
これで完結、まさに大団円というか、雨降って地固まるとはこの事という感じの終わり方でした。名月の紡いできた縁、こうしてみると圧巻ですね。とはいえ、最後まで師匠の掌の上で転がされていた感じは否めないですが(笑 高野山の日々はまだまだ続きそうで、良かったです。2021/12/11

すみの

23
シリーズ第6作。★『死神と製菓産業展』★『迷子の子鬼と州浜』★『丹生都比売明神と草餅』各話が全て繋がり結末へと進む。今作は名月が命を狙われそれを回避するために師匠の玉藻が黄泉の国へ赴く。玉藻を迎えに名月も幽冥界へ。死者の国へ行くために名月とご縁を結んだ者たち全員集合!勢揃いということは完結と思いきや玉藻と契約した残りの期間あと1年でもう少し楽しめるなとワクワク。表紙が賑やか。2016/11/10

ずんだ☆

16
〚★★★★★〛嗚呼、終わってしまった。外伝でとは言わない、おまけでいいからあずきのどうでもいい一日なんてのが読んでみたいなぁ♪2016/07/27

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