出版社内容情報
ようこそ奥深きお茶の世界へ――「お茶の道のりは、果てなくありますよ」
藤堂は緑茶専門店「お茶の燎」で店主の燎と不思議な和装男・市松と出逢う。その後小梳神社の蔵に入り込んでしまうのだが……扉を開けると、そこは茶葉生い茂る廻廊!? その奥に現れたのは仏頂面の店主の燎で――?
内容説明
将来の夢もなく、就活も早々に終えた藤堂。とある理由で静岡市の商店街、小梳神社近くにある緑茶専門店「お茶の燎」を訪れた彼は、作務衣を着た威圧感のある若い店主と、高貴な雰囲気を纏った和装の男・市松と出逢う。店に通い常連客たちと触れ合ううちに、次第にお茶の魅力にハマっていく藤堂だが、この店にはまだ自分の知らない秘密があるようで―?平々凡々な男の人生が、一杯のお茶によって一変する!「お茶の道のりは果てないですよ」ようこそ奥深きお茶の世界へ―。
著者等紹介
道具小路[ドウグコウジ]
1988年生、宮崎県出身。2013年、「やたらウロウロめったらドキドキ」で第四回京都アニメーション大賞小説部門奨励賞を受賞。同年、「石蕗春菊ひとめぐり」で第一回ラノベ文芸賞大賞を受賞し、改題した「サンタクロースのお師匠さま」(富士見L文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。