出版社内容情報
魔族の陰謀からムーノ男爵領を守ったサトゥーたちは、かの地に視察に訪れたテニオン神殿の巫女セーラらと共に、大河の街へとやって来た。観光を楽しむサトゥーだったが、セーラに課せられた過酷な運命を前に……!?
内容説明
仕事中に仮眠を取っていたはずが、気がつけば異世界に迷い込んでいたアラサープログラマーのサトゥー。ムーノ男爵領を戦火から救った一行は、ドワーフの自治区に立ち寄りつつ、大河の街へと辿り着いた。そこで彼らは、魔族の襲撃に遭う“神託の巫女”セーラを救う。だが、魔族たちはある目的のため、巫女の身を執拗に狙い続けていて―。ほのぼの異世界観光記第五巻、予知された悪夢を覆せるか?
著者等紹介
愛七ひろ[アイナナヒロ]
現役プログラマー。WEB小説を読む内に読専から書き手に転向(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるぼろ
13
さて今巻は新キャラとしてテニオン神殿の巫女のセーラが登場、そのセーラ言う所の運命を変えてみせた所までのお話です。他にもドワーフの住むボルエハルト自治領でドハル老に認められ一緒に剣を拵えたり、盗賊を撃退してトルマ一家その他を助けたりなど、結構イベントの多い巻でした。ここに来て自由の翼の活動も活発になって来てる様で今巻では遂に魔王まで登場、セーラの運命を変える所かアリサが見た夢の通りになってしまうのかと思いましたが、それは杞憂だった様で。それ以外にも夢に纏わる気になる点も出てきて次巻以降どうなるか期待です。2016/09/26
sibasiba
7
戦闘が珍しく激戦で良いのだが、今回も語尾が。あの台無し感は何を狙ってのものなのか。竹アーマーなんて言葉が出て来てフォーチュン・クエストを思い出す。アレまだ続いているのかな。2015/10/03
マインドキャップ
7
何も考えずに読める貴重な作品だなあ。としみじみ。 B級作品なのは間違いないけど、読んでて疲れないので A級作品よりも先に読んでしまう。2015/08/23
7MHz
5
終盤までほぼまったりで進んでいくので正直退屈でした。 終盤のバトルになると一気に盛り上がります。今回の敵が兎に角強いので、結構苦戦します。ちなみにナナシとはココが発祥なんでしょうか。2022/05/03
ささきち
5
俺がサトゥーの事を好きになれない理由がやっとわかったぞ、仲間をどれだけ大切にしていると言っていても行動に現れないのが嫌だったんですよ!宿屋とかで奴隷は泊まれないと言われたら外で寝るくらいならするけど相手が貴族だと内心で怒るだけで言い返さない所が超嫌いです。あと不殺うんぬんも子供を理由に使っているただのヘタレだとわかりましたよ、勇者として動いているなら殺してもよかったよね?5巻でやっと読める戦闘描写があったのは良かったレベル差の暴力ではあったけど相手が強かったから良い戦闘になってたよ、神剣やら倒し方とか2017/05/20