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出版社内容情報
龍神化の副作用発動。イッセー戦闘不能!!? ついにヴァーリ覚醒かっ!
天界・冥界・現世界にトライヘキサの侵攻が始まった。しかし龍神化の副作用で頼みの一誠は、戦える状態ではない。そしてもう一人の天龍・ヴァーリも試練の時が。絶体絶命、世界の存亡をかけた大決戦が幕を開ける!
【著者紹介】
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内容説明
僕―木場祐斗はただただ驚いていた。あのイッセーくんが女性の胸を認識できなくなったのだ。トライヘキサが復活を果たし、各勢力の主要都市に侵攻を始めた。しかし冥界最後の希望である乳龍帝こと赤龍帝兵藤一誠は、龍神化の思わぬ影響で戦える状態ではない。イッセーくんの分まで僕たちがっ!チーム『D×D』フルメンバーの士気は上がるが、さらなるピンチが僕たちを襲う。冥界と天界、そしてその他の神話体系が苦しい戦いを強いられる中、サーゼクス様、アザゼル先生が下した決断とは?絶体絶命、世界の存亡をかけた大決戦。ハデに暴れるよ!
著者等紹介
石踏一榮[イシブミイチエイ]
1981年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いーたん
24
まさに漢祭。リゼヴィムのようなゲスのいない、邪悪な龍とは思えない、誇り高い龍同士の闘い特に最高でした。ラストのサーゼクス、アザゼルを始め各勢力のトップ層の決断。カッコよかったです。あんな上司や指導者たちにだったら付いていきたいですよね。次はいよいよ最終章。レーティング国際大会編。これまた、アツい闘いになりそうで、さらに30年後の異世界戦争に備える闘いでもあり、楽しみです。その30年後は『ハイスクールD×D』ではなく『E×E』になりそうですが、『ハイスクール』は冠しないんでしょうかね。30年後だけに。2016/04/06
異世界西郷さん
20
リゼヴィムによって解き放たれたトライヘキサは各神話体系に侵攻を開始。その矛先は人間界にも向けられる。そんな空前の危機を前にイッセー達D×Dの面々が圧倒的な悪意に立ち向かうがはたして……! な第21巻。この巻を手に取って、「ん? 今回は少し厚いな」と思っていたのですが、少しどころじゃなくメチャクチャ熱かったです。イッセーが龍神化の後遺症に悩まされる姿に苦笑しつつ、ヴァーリ対アジ・ダハーカやイッセー対アポプスの闘いには興奮を禁じ得ませんでした。最近はシリアス展開ばかりだったので久々に読後感はスッキリしました。2016/08/05
2匹のニャンコ世話担当
18
封印が解かれて暴れ回るトライヘキサに、魔界、冥界、天界が立ち向かう。イッセーがこの一大事に前線に出られない。そんな中でリアスらが見舞いに行けば、イッセーの力の源泉の○○が見えない!、という龍神化の後遺症よりもあの治療で意識取り戻すのが笑えます。アザゼル含め上層部の英断で、魔王や神もろともトライヘキサ討伐で結界に転移させるという涙を誘う展開。サーゼクスの義兄気取りは寂しさの裏返し、残されたリアスからシーナや慈愛に目覚めたヴァーリの辛さは永くなると思うと泣きたくなる。これで慌ただしさが増す次章へ行きますね。2016/08/20
水無月冬弥
18
石踏一榮先生(@ishibumi_ddd)の作品 まさしく漢祭というかんじで、熱いバトルが続きました。これまで戦闘をはっきり見ていなかったキャラも奥義を披露していてお腹いっぱいなバトル巻でしたね。ということで一区切りついたわけですが、正直なところ、パワーインフレが凄すぎるので、仕切り直しで、インフレだけではないバトルもみたいですね2016/04/04
ツバサ
17
まごう事なきヴァーリ回 ヴァーリが守りたいもの、欲しいものは普通ならみんなが持っているもの。白龍皇だって一つのものを守りたいと思う…… 泣けました。そして、クライマックスの熱いバトルの連続で読んでて圧倒させられました。最後の展開はみんなが良い人達だから呆然としました。いつかまた会えますように。そして次巻からの最終章、いったいどうなるんでしょう。凄く楽しみです。2016/03/20