富士見ファンタジア文庫<br> 艦隊これくしょん‐艦これ―鶴翼の絆〈5〉

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富士見ファンタジア文庫
艦隊これくしょん‐艦これ―鶴翼の絆〈5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 332p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040706412
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

あの激戦から半年。軽巡・那珂は各地でアイドル活動を行い、前線に笑顔をもたらしていた。一方、新鋭の空母たちの指導という慣れない任務に苦戦する瑞鶴。そんな中、深海棲艦の大規模艦隊が出現したとの報が――!

内容説明

熾烈を極めたAL/MI作戦から半年。辛くも作戦には勝利した瑞鶴たちだったが、深海棲艦との死闘はさらに激しさを増すばかりだった。そんな中、瑞鶴にトラック泊地で雲龍ら新たに着任した艦娘の訓練を行うという任務が下される。一方、本格的なアイドルとしての第一歩を踏み出した軽巡洋艦・那珂もまた、アイドル活動のためにトラック泊地を訪れていたが、そこに深海棲艦の影が忍び寄る。敵の砲身がトラック泊地を狙う時、艦娘たちの秘めたる想いが激突する―!“幸運の空母”瑞鶴ら艦娘たちの激戦を描く『艦これ』本格“戦記”小説が今、新たな局面に突入す!

著者等紹介

内田弘樹[ウチダヒロキ]
2004年に『仮想戦記』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

流言

19
トラック泊地迎撃戦。普通にゲームをプレイしている上ではほぼ感じることがない、民間人の存在がフィーチャーされたことが印象的であった。それは艦娘にとって守るべきものがいる、という意味でもそうだし艦娘を応援する存在としてもそうだ。ともすると艦娘と提督だけの箱庭のようにも感じられてしまう原作だが、そこには静かに戦っている民間人が大勢いて、みんな艦娘に敬意を払っているのだという形で世界に新しい息吹を吹き込んでいる。先輩となった瑞鶴と新たな仲間が描かれた一方で空母水鬼との戦いが割愛されてしまったのはちょっと残念かも。2016/10/30

異世界西郷さん

15
AL/MI作戦も勝利したものの、深海棲艦との死闘はますます激化していった。そんな中、瑞鶴は新しく配属された航空母艦たちを教導するためにトラック泊地へ向かうのだが、そこに深海棲艦の大軍が迫ってきて……な第5巻。今回はいつもと違って、瑞鶴がちゃんと主人公していたように感じるのは私だけでしょうか。かつての戦争で無念な最後を遂げた大鳳や最後まで活躍できなかった雲龍型三姉妹、そしてこちらの世界で心が傷ついた那珂ちゃん。いろいろな艦娘が出てきましたが、強大な敵を前に奮闘する姿は凛々しかったように思います。2015/08/16

るか

7
トラック泊地強襲イベントの話。イベント海域の困難さを描きつつ那珂ちゃんや大鳳,雲龍型の話を盛り込みとてもよかったです。特によかったのは那珂ちゃんと川内,神通の姉妹愛の話でしょうか。こういう設定なら那珂ちゃんがアイドルしていることにも違和感無く入っていけると思いました。今回は瑞鶴の活躍もあったので尚のこと良かったと思います。瑞鶴がメインでという形は少ないですがサポート役として艦隊全体を支えるという形も面白いと思います。大鳳と雲龍の性格がちょっとイメージと違っていた事に違和感ありましたが次で完結は寂しいです。2015/08/27

葛野桂馬@時津風@ハスター

7
2015年冬イベント、トラック泊地が今回の舞台。今回のエースは那珂ちゃん。流石艦隊のアイドル。もう解体のアイドルなんて言わせない程のセンターっぷりだった。迎撃には成功したものの、西方から不穏な空気が……。しかも次回が最終回!? 史実を上手く織り交ぜて艦これ世界を表現していた作品なだけに、色々と残念。「主人公・瑞鶴」が大活躍することを願いながら、ゆっくり待とう。2015/07/31

カマー

5
トラック泊地強襲がモデルの今回 4人の正式空母の訓練の様子とか水着会とかいろいろとあったがメインは那珂ちゃんとなっており主役である瑞鶴とか最後はどこにいたっけ?という状態になっている そしてラストの次回にの激戦を予想させる絶望感はよかった あと潜水艦の扱いがあいかわらずブラックなので全ノベルの中でここの提督だけは好きになれない むしろ嫌い 2015/08/11

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