角川文庫
火の子燃ゆ―白石と大老暗殺

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040706023
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

若き日の新井白石が、大老・堀田正俊暗殺事件の真相に挑む!

貞享元年、大老堀田正俊が稲葉正休に江戸城内で殺された。二年後、堀田家家臣である新井白石は、元稲葉家家臣の医者が辻斬りされる事件に出くわす。正俊殺害との繋がりを直観した白石は、辻斬りを調べ始めるが……。

内容説明

貞享元年、若き新井白石は学識を認められ、徳川綱吉の大老・堀田正俊に仕えていた。だが、正俊が江戸城で若年寄・稲葉正休に殺される事件が起きる。2年後、人付き合いも世渡りも上手くない白石は、亡き主君への恩義と事件への疑念を抱きながら堀田家に仕え続けていた。ある日、白石は元稲葉家臣の医者が辻斬りされる現場に出くわす。辻斬り犯の挙動の不審さに、正俊暗殺との繋がりを直感した白石は辻斬り事件を調べ始める。

著者等紹介

福原俊彦[フクハラトシヒコ]
1977年、東京生まれ。榎本秋の筆名で歴史解説書、新書、評論などを数多く手がける。2014年『裏門切手番頭秘抄(1)青雲ノ閃』で時代小説作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

だいゆー

2
(^^2015/10/25

ぱんだモン

0
説明が多すぎて、情景や登場人物の気持ちを推量する余地が残されていない。小説というよりレポートという感じ。帯の「サラリーマンから圧倒的支持」に期待して手に取ったが、読了後にはその表現に疑問がいっぱい。「上司の仇を討つ」という記述にも気づいておくべきだった。江戸時代の武士の主君への想いはサラリーマンのそれとはまったくもってイコールじゃない。あ、部下に仇を売ってほしいお偉方には嬉しい小説なのか。うん、なるほど。役職付きの方には向いた小説なのかもしれない。2017/11/12

河野孝之

0
新井白石の二度目に仕えた堀田家にまつわる記述は少ないという。その仕えた大老・堀田正俊の暗殺をめぐる謎を探る新井白石の活躍を描く。2016/08/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9850898
  • ご注意事項

最近チェックした商品