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出版社内容情報
「信仰値」――世界への貢献度が数値化される都市を一組の兄妹が訪れる。【信仰値が常にゼロ】の兄・ヒビキ。【存在自体が罪】の妹・アニス。ヒビキは妹を世界に認めさせるため、聖剣使いの頂点・聖機士を目指す！
内容説明
人類の価値を表す数値―「信仰値」が支配する世界。“信仰値が常にゼロ”の兄・ヒビキ。“存在自体が罪”の妹・アニス。兄妹はとある目的のため、聖剣使いの育成機関『オレイアス聖徒学院』を訪れる…のだが。学年首席のミルドの着替えに遭遇していまい、決闘することに！「神機聖剣が抜けないあんたじゃ、あたしには勝てない！」「はッ。それはどーかな」激昴するミルドをヒビキは神機聖剣を抜かずに圧倒！さらに、到達ほぼ不可能とされる聖剣使いの頂点・聖機士になり、妹を世界に認めさせると宣言する―！無刃の聖剣使いが世界の理を覆す―新世代学園アクション起動！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
晦夢
13
人類の価値を現す信仰値がゼロのヒビキは、存在自体が罪の妹のために聖剣使いの頂点聖機士になることを目指す。悪いが量産型といった印象。まあ好きな感じなんだけど。会話文がところどころクドく感じた。信仰値をもう少しこう、使い方がなかったのかな。あくまで強さを量るものみたいになってたのが残念。2015/04/19
いーたん
11
全体的に見て、まぁよくある設定の印象だったけど、悪くはなかった。面白かったですよ。主人公は実は凄く強いけど、なんらかの理由で能力制限とか、基本はヤル気ないとか、けど芯はしっかりと持っててとか、周りを固める脇役キャラの造形とか、あれ？似たようなラノベいっぱいありますね。。。そういう意味では他人に勧めることはできないけど、この手ラノベが好きな人はお試しにどうぞ的な一冊かな。2016/03/15
Hail2U
7
悪くない。文章力もあるし絵も上手い。作品の雰囲気にリズムも合わせているので決してつまらない作品ではない。だけどキャラと設定が量産型すぎる……。隠した過去、実は凄い強い主人公、テンプレキャラ群にテンプレな流れ、捻りのないネーミングと、9割の「なろう作品群」のように個性が全くない。この作品を読まなくても、本屋で適当に選べば同じような作品を読めてしまう。量産型の中にキラリと光る、ザクで言ったらシャア専用のツノのような個性が欲しい。6/10点 それがあればこの先化ける可能性はある。作者＆絵師とも技術力は高いしね。2015/05/28
石束鳳碩
7
人が世界にとって有用であるかを測る神が定めた信仰値が存在する世界で、世界から存在が罪と断じられた妹のために戦う主人公の学園バトルファンタジーモノ。本来の力を使えない最強主人公、学園に到着早々突発的ヒロインの全裸シーン、からの決闘、楽々一蹴、チョロイン誕生と思わず笑ってしまうほどテンプレ展開なのでシナリオ面に新鮮さは感じず、設定のツッコミどころも少なくないのですが、何故だかおもしろく感じた作品。兄に対し嫉妬狂いな妹が可愛いし、神はロリだし、所々のコメディ場面は結構気に入りました。2015/04/18
真白優樹
6
人類の価値が値で表される世界で値が０の少年が存在が罪の妹を認めさせるため戦う物語。・・・ばっさり言ってしまうならばテンプレの設定を詰め込んだ最近よくある物語。が、それでもこういう作品が主流なこともあるからか中々面白く感じられる作品として仕上がっている。妹と優等生のこれからの争いも中々に期待できるが神という伏兵がいる以上、果たしてどうなるのか・・・というか主人公のあの技、某禁呪詠唱の主人公の必殺技に似てないかなあれ。 総じていえば最近の流行が好きであれば楽しめるであろう物語。 次巻も楽しみである。2015/04/20
