富士見ＤＲＡＧＯＮ ＢＯＯＫ 霧覆う魔境の島―グランクレスト・リプレイ ノートリアス

柳田 真坂樹【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2015/03発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 312p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040705361
• NDC分類 798
• Cコード C0176

出版社内容情報

戦争犯罪人として囚われている女性君主ガーネット。魔法師協会の命令で、彼女は幼き領主アリキアに従属し、新天地の開拓へ向かうこととなる。しかし、その場所は人食の巨人が支配する恐怖の島で――！？

内容説明

戦争犯罪人として囚われている女性君主ガーネット。彼女は魔法師協会の命令で、幼き領主アリキアに従属し、一癖ある仲間たちと共に、新天地へ向かうこととなる。しかし、その島は人喰いの巨人が支配する恐怖の魔境だった。澱んだ沼と濃霧に邪魔をされ、戦闘は困難を極める。窮地に陥った彼女を救ったのは―！「混沌災害を平定する」というグランクレストのベーシックな遊び方を提示する入門リプレイが登場。絶望の島で運命に抗うＰＣたちの勇姿を見逃すな！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[瀧ながれ]

リプレイ。パーティを組む四人がゲーム慣れしていて、冒頭ではそれぞれになにか隠していたり、わだかまりがあったりしてそっぽを向いているが、何度かともに戦ううちに、信頼関係を結んでいくのがおもしろかった。デザイン性が高くて遊び心満点の地図は、見ているだけでも楽しい。

2015/04/26

[ぷるっちょ]

初めて読むグランクレスト・リプレイ。柳田さんのリプレイは、D&D若獅子の戦賦の時もそうだけど、PCのセリフ回しが格好良いです。でも、予め筋書きは分かっていないと自分にはこんなロールプレイ実際には出来ないと思う。ヒロインであるドゥッカが魅せる設定だった。過去に虐殺の罪で幽閉されていたロード。結局、事件の真相は完全には明かされなかったけど、続編は出るのかな？ドゥッカには名誉挽回のチャンスを与えて欲しいです。

2016/02/01

[マコト]

エルフの投影体ナハトが、夢で船出する自分の姿を見て、自分が投影体なんだと自覚するシーンが儚げだけどいいシーンだと思います。詩集とかに手を出すのもロールプレイの勉強になるかなとも再読して感じました。

2017/02/26

[八重葎]

これは1冊で終わりかな？ロールプレイがかっこいい。

2015/05/05

[水無月冬弥]

#TRPG　このGMらしいハードなリプレイでした。PCたちがどれもいい味を出していていいのですが、そのせいかNPCの少年君主くんにイラっときたり、まあ、ああいう反応が普通なんでしょうけどねえ。1巻完結のいいリプレイでした。

2015/05/05