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内容説明
魔族の末裔が支配する帝国で「祖魔の姫騎士」と呼ばれるルアナには野望があった。それは、敵国の美しい姫騎士を捕らえ、いじめ、屈服させること。そんな彼女に従うのは、目つきは悪いが彼女に忠実な従騎士・ベニー、変態アサシン・カナタ、インテリオークのイアン軍曹。くせ者揃いの部下たちに支えられ、破竹の勢いで姫騎士を堕としていくルアナ軍団の行く末は―この戦に正義も大義もない。ただあるのは、欲望のみ!姫騎士の姫騎士による姫騎士征服ファンタジーが、今ここに開戦!
著者等紹介
深見真[フカミマコト]
熊本出身。富士見ヤングミステリー大賞にて大賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
θ(シータ)
37
「凛々しい姫騎士がかわいい子猫ちゃんになる瞬間は最高なのである……!」これ、絶対に担当と作者が悪ノリで作ったやつだろw姫騎士が姫騎士を捕らえ屈服させ(エロい方法で)従わす。まさに作者の趣味全開、欲望全開で書かれた作品。ベージも少ないしサクサク読めて中々良かったけど、なんというかもう少し深めても良かったなって感じはしますね。特にルアナやベニーの背景。後、陵辱シーンはもうちょっとやっちゃってほしかったな〜wまあ、やり過ぎるとR18に引っかかるから仕方が無いのもあるんだけどね。星4つ【⭐️⭐️⭐️⭐️】2015/04/13
よっち
33
魔族の末裔が支配する帝国で「祖魔の姫騎士」と呼ばれるルアナが、配下の「姫騎士これくしょん」を充実させるため、目つきは悪いけれど彼女に忠実な従騎士ベニーや変態アサシン・カナタら有能な部下たちとともに、美しい姫騎士たちを従属させるべく奮闘するお話。物語としては若干手段が目的化している感がなきにしもあらずでしたが、なぜか快活な雰囲気になってしまうあたり、イメージと微妙にズレた個性的なキャラクターの存在感も大きかったのかなと。さらりと読める読みやすさもあって、どういう物語になっていくのか続きが気になる一冊でした。2014/12/25
異世界西郷さん
24
【『ゆるゆり』3期記念に深見真作品を読む。その3】「せやな。某ブラウザーゲーム的には姫は倒すべき存在であって、間違っても仲間にする存在じゃないもんな。」と、あとがきを読みつつ読了。相変わらず、サクッと読めるのは深見作品の良いところだと思います。ベニーとルアナの掛け合いはなかなか面白かったですね。姫騎士たちを拷問から屈服させる描写は読ませますがレーベルの限界なんでしょうけど、もっときわどくても良かったように思います。続きが出たら読みたいです。もっといろいろな姫騎士を堕して欲しいものです。2015/10/20
真白優樹
16
欲望の為に戦う姫騎士がくせ者だらけの部下たちと共に大義すらなく突き進んでいくお話。そもそも目的が目的であり、ハードに見えるかもしれないがどこかおかしいキャラやマイルドな描写、そしてなんだかんだ熱いバトルがいい味へと化学変化を引き起こしている。・・・大丈夫なのか、この物語が進んでも。大義ないって点は斬新で魅力的だけど大義ない戦いの先には一体何が待っているのだろうか。 従者もなんか不安な要素がある気がするが・・だが次巻も読むだろう。次巻も楽しみである。2015/01/01
サケ太
15
大丈夫!深見真先生の作品だよ!……いや、今回は本当に大丈夫。各国家に所属する動力鎧を扱う姫騎士。祖魔の姫騎士ルアナは、部下であるベニー、カナタ、イアンらとともに姫騎士これくしょんを実行していく。拷問道具の描写やベニーが扱う武術をみると、やはり作者の趣味が大きく反映されている感じ。非常に明るすぎる。レーベルに合わせたライトぶりで、今までの深見作品と比べると読みやすい。面白かった。個人的にイアンのキャラクター設定は好き。当然続巻は買いますぜ!ハードコア路線の話も待ってます!2014/12/21