出版社内容情報
大氾濫が収まりつつある中、壊滅した村で物資を調達する獣人の一団に出会ったタイシ。彼ら獣人がこの世界での最下層にいると知ったタイシは、彼らにある提案を持ちかけるのだった。それは驚くべき計画で……。
内容説明
異世界で大氾濫を予知(自称・神からのお告げ)し、世界の危機を救いそこそこ地位を確立させたタイシ。不本意ながらも英雄になった彼が目指したのは、自らの国を興すことだった。大氾濫の報酬としてカレンディル王国の一部を割譲してもらい、困窮している獣人達の面倒をみようと思ったのだ。しかしそれには、嫁・マールの故国の許しも必要となる。そんなわけで結婚報告も兼ね、隣国ミスクロニア王国にマールと共に出向いたタイシだったが、そこには…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ささきち
7
流石はマールを生んだ母そして妹である肉食系ヒロインしかいねぇでも嫌いじゃないですよ?更に出すレーベル間違ってるだろダボが!とは思ってはいるけどな、薬を盛り初めてを奪う姉に母と兄の協力の元酒に酔わせて初めてを捧げる妹とこれからの姉妹丼シーンが今から楽しみですね。今回はイチャイチャしているだけで終わってるかな〜獣人とか魔物との交流もあったけど交流だけで終わったし次何かあるのかな?親父はタイシを殺してもいいと思うの大切な娘2人も奪われて大衆の前でボコられるとか可哀想やで…でも奥さんが永遠の17歳だし別にいいかw2016/08/01
わたー
6
★★★☆☆まあまあ。前巻よりは面白かったかな。今回は、主人公が自分の領土となる森の探索に赴く話がメイン。しかし、半分以上、嫁たちとイチャイチャしてるだけだったような気がする。嫁の実家に行ったら、嫁の妹を第三夫人としてハーレムに追加するとか、マジで何を言っているのかわからないレベルではあったが、イラストの力のためか、これはこれでアリな気がする不思議。でも、次巻はいいかな。イラストが素敵なので星+1。2015/08/11
爺
5
クモ人間はなんとなく覚えているような気がしなくもなかった。感想は初読時とほぼ同じ。サクサク次巻へ。2019/12/21
こも 旧柏バカ一代
5
クモニンゲンに捕まるシーンと隣の国に着いた瞬間、その王に剣で挨拶されるシーンは笑わせていただきました。2018/12/10
Abercrombie
4
大氾濫収束の報奨として自治領を得て、獣人を保護し思う存分モフるろうと図る主人公の候補地下見と、ヒロインの実家であるミスクロニア王家への挨拶。全体的にドタバタ感が強いが気楽に読める。2022/01/10