富士見ファンタジア文庫 空戦魔導士候補生の教官〈６〉

諸星 悠【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2015/03発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 352p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040703848
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

空戦武踏祭代表の切符を手にしたＥ６０１小隊。他の代表小隊の強さに圧倒されつつも、ミソラたちはカナタを救うために≪ベベル≫でそれぞれ動き出す。しかし、それがＥ６０１小隊を思わぬ方向に進ませてしまい……？

内容説明

“魔甲蟲”という脅威によって地上を奪われ、天空の浮遊都市に人類が住まう世界。人類は魔力をもって“魔甲蟲”に対抗するウィザード―空戦魔導士を生み出していた。空戦武踏祭出場の切符を手にしたＥ６０１小隊。しかし、“ベベル”に着いても同じ訓練を繰り返すだけのミソラたちに業を煮やしたカナタは、とんでもないことを言い出して―。教官カナタとＥ６０１小隊のがちんこバトル勃発か！？裏切り者と落ちこぼれ少女たちの学園バトルファンタジー！

著者等紹介

諸星悠［モロボシユウ］
第２４回後期ファンタジア大賞、金賞受賞作『空戦魔導士候補生の教官』でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

様々な思惑も絡んだりで無事空戦武踏祭出場の切符を手にしたE601小隊。しかし現時点で出場するであろう強敵たちとの力の差を感じるカナタが教え子たちに必要なことを伝えようとする第六弾。今回から第二部スタートということで新人物も多数登場し、ベベルでの権力闘争に巻き込まれたらしいカナタたちですが、教え子たちに大切なことを教えるためにカナタがあえて一人で小隊に挑む戦いは熱かったです。しかしその後の戦いで負傷したカナタには意外な遭遇もあったりで、空戦武踏会の行方とともに今後の展開が気になりますね。次巻も楽しみです。

2015/08/15

[ナカショー]

空戦武踏祭に参加するためベベルにやってきたカナタ達に暗躍する敵から手厚い歓迎を受けてしまう話。第2部が始まり、本格的にカナタを狙いに来る敵に立ち向かっていくカナタやE601小隊のメンバーを見て1巻の頃より成長しているのがすごく良かった。第2部が始まったことにより、いろんなキャラや謎が出てきて、これからどうなっていくのか楽しみです。

2015/10/02

[晦夢]

第二部突入。空戦舞踏祭のためベベルへと向かったカナタたち。そこでは謎の失踪が起きていた。話が大きく動いて2つの派閥が見えてくる。そしてこのロリ卑怯だろ。可愛い。カナタがかなり無理をした巻。カナタとバラバラになった小隊は空戦舞踏祭で優勝できるのか。そしてカナタはどうなるのか、次巻も楽しみ。

2015/03/26

[ツバサ]

第2部開始！ 舞台はベベルで行なわれる空戦武踏祭へ。特訓でカナタ対E601小隊の模擬戦をやり、それぞれの最強の存在を見つけさせるのは良かった。そこでカナタの過去が少し明らかになる。そして、裏で暗躍してる奴らが襲ってきてカナタやリバー、E601小隊がピンチに。そこでカナタが無理をして暴走してしまう。一時的に収まってるけどこれからカナタがどうなるのか気になる。最後に出てきた教皇陛下が可愛くて不意を突かれた。

2015/04/08

[リプトン]

第二部開始ということで新キャラが続々と登場し、陰謀や策略が巡り、まだまだ謎も多いですが物語が動いてきて面白かったです。今まではミストガンの学園の中で収まっていましたが、空戦舞踏祭を通じてベベルの地にて様々な思惑が絡まり合い、物語の根幹に迫ってきて一気にスケールが大きく広がった印象でした。そんな中でもしっかり小隊メンバーとカナタの絆を感じさせられるシーンも有り、教官としての教えの為に小隊メンバーと全力でぶつかり合う姿は熱く素晴らしかったです。周りが色々複雑化していく中それぞれがどう進んでいくのか楽しみです。

2015/03/29