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内容説明
ドラゴンにフォールンソウルを宿せない残念なフラクシス神官を撃退し、カインガラ分校に平和が戻ってきた…と思いきや、冒険者兼新米教師たちは生徒から「肖像画が血の涙を流す」などの“学校の怪談”を聞かされる。調査に乗り出した5人が見たものとは!?ドラゴンレイドの脅威と共に、数百年前に滅んだはずの魔法王国の陰謀も静かに動き出す。それには“あの子”が関わっているようで―。秋田みやびの「ドラゴンレイド」リプレイシリーズ、第二巻登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
15
リプレイ。知的眼鏡ラークくんの賽の目の悪さが際立ってました。「緊張すると失敗する」をサイコロが表現しているようで、ほんとにサイコロの神様っているんだなーと、思いました。空飛ぶ魚とか噛みつくリンゴとか、シナリオもたいへんおもしろかったですが、ラストで、「この子が伏線だったとは!」と驚愕。「連れていく」か「村の女性に預ける」かが、大きな分岐点だったのかも…。続きが気になる!2015/02/22
にゃんころ
5
秋田GMのリプレイは笑ってしまうようなシチュエーションが多いのに、しっかりしたシナリオ展開で非常に面白いですね。はたしてちゃんとした竜形態のフォールンは現れるのか?(笑) 学園物(?)の定番もあったし良かった。ただ、予想外の引きにドキドキですよ。早く次巻を読みたい。2015/05/11
ちゃか
4
これは……ひどい。いや、褒めてるんですよ。腹筋辛いくらい笑ったんですよ。でもこれドラゴンレイドのリプレイじゃないんですか!? 前回のフォールンワニは、かろうじて許せるにしても、今回のは、今回のは……アリなんだろうか。そりゃあ神官も嘆きたくなるよ。この島のフォールンソウルは、なんなの、ゲテモノ好きばっかりなの? とツッコミどころ満載な本編はさておき。最後明らかになった謎には驚きました。まさかあの子が伏線だとは思いもしませんでした。これがあるから秋田GMは油断ならない。2015/02/27
つくし
3
ああこれぞ秋田節。日常の中にさりげなく混じっている毒がじわじわと効いてきて、でも終わってみるとのほほんとしているようなアレ。実に堪能できる巻でありました。ドラゴンレイドリプレイはどれもそれぞれ続きが楽しみになる内容ばかりで幸せ。2015/02/26
へ~ジック
2
相変わらずの秋田節。ほわほわっと進めてガツンと落とす。「落とし」所の恐ろしさにぞくっとした。けどそんな時でもユーモアはそのまんま。笑ってしまって怖いったら。2015/03/02