- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見ファンタジア文庫
内容説明
「ボンソワール、わたくしアルセーヌ・ルパンと申します」大泥棒の末裔である少年の自宅に、ある日突然、金髪碧眼の少女が訪れた。なんでも彼女はドロボウの技術ゼロのくせに、かの「世界大泥棒選手権」に参加し、さらには優勝しなければならないというのだ!?美少女の頼みを断りきれず、少年は何とも頼りにならない“怪盗淑女”をパートナーに、会場である地中海の島「悪党の楽園」に乗り込んだ―!各国代表の大ドロボウたちが、一つの秘宝を奪い合う―持ち前の大胆不敵さと推理力でライバルたちを出し抜け!?前代未聞のスティール・ロワイヤル・ラブコメディ参上…!!
著者等紹介
岬かつみ[ミサキカツミ]
第26回夏期ファンタジア大賞にて「大ドロボウは小粋に盗む」で“金賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アウル
25
そこそこ面白かったが。世界中の有名な怪盗の末裔が一堂に集まり、とあるモノをめぐって競い合うのはいいんだけれども話をとばしすぎて盛り上がらないし、キャラも出しすぎで活躍できないまま消えて行ったのが多すぎるのが残念。先代のルパン負けず嫌いだからといってやっていることが大人気ないw人物解説はありがたかった。次巻には改善されてるといいな。2014/10/04
まるぼろ
22
ファンタジア大賞金賞受賞作です。アルセーヌ・ルパンの末裔だが、怪盗としての知識も経験も無いアルが、世界大泥棒選手権の主催者に盗まれてしまった家宝の黄金の懐中時計を取り戻すべく、「知縁」である十四代五右衛門の元を訪れ…と言うお話。2日目からいきなり最終日に飛んだりするので唐突感はありましたが、結構面白かったかな…と。イギリス代表がモリアーティ教授の子孫というのはすぐわかったんですけど、終盤のホームズの…には驚かされたし面白いとも思いました。次巻もあるという事なので、ドラマガの短編同様読みたいと思いました。2014/10/15
ホシナーたかはし
21
イラストに惹かれて購入したため、期待しなかったせいか、意外に面白かったです。内容書くとネタバレになってしまうので割愛しますが、特に格好良かったのがディエゴ!私、彼の初代が活躍する小説も映画(最初もリメイク版も)も大ファンで、正体を現して戦うところなんか、背筋がゾクゾクしました!完全に主役の十四代目を食ってましたね!もう少し謎解き部分に重きを置いても良かったかもしれません。アル可愛いよアル・・・カラフルな縞のストッキングとか水着とか・・・2014/09/30
Bellzerica
19
じろちゃんが可愛すぎて困りますね・・・。2014/09/23
いーた
19
久しぶりに活字読んだせいか凄く面白かった。実在する人物含め登場する人物のキャラが豊かで、いいね!絵も可愛いし!(男の描写は苦手なのかな?)外国とは仲良くしようねーって思った(主にパクリなどで)文章的には単純というか基本的で一番分かり易い構成だったかな、という印象。恋シーンに無理やり感が感じられたが、無理もないか。けど、話自体はオリジナリティー溢れる面白い作品なので次巻も楽しみです。2014/09/22