出版社内容情報
佐々木 禎子[ササキ テイコ]
著・文・その他
佐木 郁[サキ カオル]
イラスト
内容説明
宇佐見右京。二十九歳、ホラー作家、超がつくほどの遅筆で、〆切り破りの常習犯。そんな彼の担当編集者である青鬼修輔は、今日も今日とて、右京の家に押しかけて原稿の催促をしていた。…もちろん原稿は書き上がっていない。かくしてダメ作家にネタを提供すべく、青鬼は東京・中野の雑居ビルにいる占い師のもとへ右京を連れ出した。だが、そこは「呪いのビル」と呼ばれていて…!?
著者等紹介
佐々木禎子[ササキテイコ]
北海道札幌市出身。1992年、雑誌『JUNE』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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honoka
36
非BL。男女LOVEよりBLの方がお上手?イケメン右京よりも双子の霊感ある左京が気になった〜。幽霊掃除機の青鬼のためにダイエットしてもっと仲睦まじくなったりして…なんてないよね2015/04/02
ううち
32
なんだかよくわからぬままスラッと読んでしまった。超遅筆作家右京さんと敏腕編集者の青鬼さんの掛け合いが笑えます。ウサギ野郎先生、結局原稿書いてないよね?笑。青鬼さんの作るご飯は美味しそう。2015/08/05
つたもみじ
27
最初はミステリかなと思って読み始めた。次にホラーかなと思って読み進めた。どっちも違ってたね。締切破り常習犯のダメ作家・右京と、編集者・青鬼との会話のテンポが楽しい。右京の弟である左京が加わると更に楽しい。キャラクターの掛け合いを楽しむラノベでした。2014/09/03
ヒロくま
23
主人公がホラー作家だからと思いながら読むとミステリーで、でも最後はちゃんとホラーだった。表紙のイメージ通り明るくさらりと読めた。惚けた右京と確信をつくSっ振りの青鬼の掛け合いが面白かった。2015/11/17
瀧ながれ
22
小説を書く以外のなにもできない天然小説家と、それを脅して原稿を書かせる家事万能編集者て、その人物関係どっかでみました。おかげで、なんでこの二人、BLの空気にならんのやろと、ずっと首を傾げながら読んでしまった(笑)。いろんなジャンルのパーツがどんどん並んで、どういう作品なんだろうと手探りで読んでたら、ホラーで落ちたので、これはこれで良し、です。2015/03/08
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