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出版社内容情報
江戸城の「裏」を識り……幕府の「闇」を斬る――!!江戸城・大奥の裏門を警護する切手番頭の高槻宗一郎は、松平伊豆守信明の密偵でもあった。主命により幕政の闇を探る彼は、白河藩主・松平定信、そして老中・田沼意次と邂逅し、権謀の深淵で己が正義を貫かんとする!
福原 俊彦[フクハラ トシヒコ]
著・文・その他
西 のぼる[ニシ ノボル]
イラスト
内容説明
裏門切手番頭―それは、江戸城大奥へと通じる裏門を警護する御役の名称である。切手番頭を務める若き旗本・高槻宗一郎は、二階堂平法を操る秘剣遣いであり、松平伊豆守信明の密偵でもあった。幕閣の裏を探る宗一郎は、老中・田沼意次や白河藩主・松平定信と出会い、権謀の深淵で己が士道と正義を貫かんとするのだが…。
著者等紹介
福原俊彦[フクハラトシヒコ]
1977年東京生まれ。榎本秋の筆名で歴史解説書や新書、評論や解説などを数多く手がける。書下し時代小説は『裏門切手番頭秘抄』がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
52
上田秀人氏が解説で褒めているので読んでみたら、作風まで上田秀人作品によく似ている。にしても独自の仕掛けはしてあるし、終盤の二転三転する展開は読ませる。オリジナリティーという面では弱いがシリーズということなので次巻以降独自の味がより強く出てくればよいかと。2014/12/03
kuroyagi
2
よく行くお店で、店主と作家さんが知り合いとのことで貸していただいて読んだ。主人公の一人称が「俺」だったり、文章として気になる部分はあるけれど、小説としてはデビュー作だそうだし、敢えて現代風にしているのかな?と思うところもあるので読み進む。いわゆるテレビドラマ化されている時代劇のノリで、可もなく不可もなく展開する。さらりと読むには楽しめた。2015/03/02
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