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- > 富士見新時代小説文庫
内容説明
雨の吉原に、旅の兵法者の孤影。その名を辻兵内。生国は甲賀、京・山口流で皆伝を修めた彼は、恩師の卜真斎を殺した仇敵を追い、江戸に辿り着いた。兵内の懐中には、幕閣や将軍生母の桂昌院一派が血眼になって追っていた、五代将軍・綱吉の出生にまつわる一通の秘やかな“恋文”があった―。老若男女に愛された無双の大剣豪、堂々の一代記。
著者等紹介
麻倉一矢[アサクラカズヤ]
兵庫県生まれ。コピーライターを経て、作家生活に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。