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出版社内容情報
明智光秀を助けるため、九州へと向かう良晴。しかし道中、小早川隆景の計略で遭難してしまい、姫大名・相良義陽の元に流れ着く。他人とは思えぬ彼女の窮地を前に、良晴は九州最強の島津四姉妹との合戦に挑むが……
内容説明
明智光秀から援軍要請あり！追い詰められた彼女を救う策として、良晴は官兵衛、フロイスとともに修羅の国・九州へ。しかし道中、小早川隆景の陰謀により、良晴はひとり遭難してしまい、流れ着いた先の姫大名に謁見することとなる。美しく、高貴と評判な彼女の名は―相良義陽。同じ苗字を持ち、どことなく他人とは思えない義陽の窮地を前に、良晴は、九州最強の姫武将・島津四姉妹との合戦に臨む。良晴の戦国知識と義陽の機略。二人の相良が力を尽くして迎撃するも、四姉妹の圧倒的な武力と必殺の策略『釣り野伏』に翻弄され…！大人気戦国ラブコメ、九州を舞台に激動の１３巻！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
33
光秀救援の為、毛利を挟撃するべく良晴は官兵衛,フロイスと共に大友宗麟の元へ。しかし道中,ひとり遭難した良晴が辿り着いた地は、肥後,相良義陽の国だった。九州最強を誇る島津家との争いを控える義陽の前に良晴は…。修羅の国,九州編。いざガスパールに心を奪われてる大友宗麟を誑かしに…と思ったら一筋縄ではいかないねぇw到着した先は肥後の相良家。修羅の九州の名の如く,一族ですら皆殺しして妹の徳千代すら受け入れず生きる意味すらわからず,ただ戦に明け暮れていた義陽。そんな義陽にどこかしらの親近感とかつての信奈の面影を見て→2015/05/20
ソラ
26
最近登場してくるヒロインたちがそろいもそろって可愛すぎる。今回も相良義陽、島津四姉妹とめちゃ良かった。島津四姉妹の姉妹の絆の場面じゃ涙腺が…2015/05/31
ご主人様見習い
20
九州編前半。 主人公の名前が実在の戦国大名と同じ呼び名とは作者は、書き始めた時点でここまでの構想を練っていたのかな。それならすごい。 近衛の来訪や相良と甲斐が親友で不戦の誓詞があったという事実や島津四姉妹も家久の伊勢参りや織田家での接待や馬乗りの逸話とか事実であった事を上手く消化。この作者、下調べがすごいな。 今回は、前編、後編ありなので織田家の面々はほとんどでず。 今まで、相良軍団は妹的人物ばかりだったので姉的人物が加わったのでどうなるかみもの。 2015/06/09
２匹のニャンコ世話担当
18
九州の大友氏に毛利氏攻めをしてもらい、織田包囲網を弱めるべく良晴は使者として海路で西へ向かってたはずが・・・。そこで「ご先祖様」の相良良陽と徳千代と出会う。相良家は島津家と対峙中で、お節介焼きの性分で島津四姉妹と相良姉妹の過去の問題を一気に片付けていくことに。良陽も祝言を受け入れそうになるも、“姉”ポジを得るわ、島津四姉妹は“近衛家養子”という箔が付いた良晴の争奪も起こりかねない状況に。とはいえガスパールに乗せられた『“黒い”官兵衛』は謀反同然で良晴とぶつかるのか？信奈が霞んでるよ、どうなる？2015/09/03
AKF-ZERO
18
舞台は修羅の国・九州へ。これはまた一気に姫武将が増えましたね。ガスパールの策略によって一人漂流する事なった良晴。流された先で出会ったのは自分と同じ名を持つ姫武将・相良義陽（ヨシハル）。そしてそれに敵対する島津四姉妹。それぞれの主要キャラの掘り下げ方が素晴らしい。それによって姫武将達が厚みのある、血の通ったキャラになっているように感じました。残念なのは本文イラストが3ページしかないという事。みやまさんのイラストをもうちょっと増やして欲しいですね。 2015/06/03
