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内容説明
「甘城ブリリアントパーク」そこは魔法の王国メープルランドからやって来た本物の妖精たちが働く遊園地。キャストたちは、傾いた経営を立て直すため、日夜奮闘していた。ところが―甘ブリの隅っこにあるおみやげ屋。そこは、仮想敵国の転覆を狙う魔法の共産主義国家“ポ連”の前線基地となっていた!!ポ連軍の成金大佐ニャーソンや、下っ端軍人・紅衣はるの、ただのバイト宗方東司の目的とは、モッフルを打倒し、ニャーソンをNo.1マスコットにすること!?ムチャな任務を与えられてしまった破壊工作員たちの物語がいまはじまる―!?
著者等紹介
賀東招二[ガトウショウジ]
東京都出身。小説家。そのほか、アニメのシリーズ構成、脚本なども手がけている
八奈川景晶[ヤナガワケイショウ]
第22回ファンタジア大賞にて読者賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナカショー
27
甘ブリの隅っこにあるお土産屋『ホイップアンティーク』を舞台にメープルランドと敵対するホイップ社会主義共和国連邦、通称ポ連のスパイ親のコネで大佐に就任した威厳など全くないマスコットニャーソンと紅衣はるのそして、アルバイト兼ツッコミの宗方東司の短編形式の話。基本ギャグで面白かったんですが、やっぱり本編と比べてしまうと少し見劣りしてしまうのが否めない。でも東司とはるのの掛け合いも面白かったし全体的には楽しめた。次巻も読みます。2015/11/18
よっち
25
甘ブリの隅にある、成金大佐ニャーソン、下っ端軍人はるの、バイト東司の三人が運営するおみやげ屋「ホイップアンティーク」はメープルランドを敵視するポ連の前線基地だった、という甘ブリのスピンアウト作品。彼ら三人のコメディ感あふれるやりとりに加え、ティラミーなど甘ブリの登場人物たちや、東司の幼馴染・杏子も加えたバタバタな日常は甘ブリの世界観をうまく再現しており、ヒロインたちの可愛さもあってそれなりに楽しめましたが、続けていくのなら現時点でのストーリー性の弱さを、今後どう解消していくのかが今後の課題な感じですね。 2014/10/19
Yobata
25
甘ブリ園内の一角にある「ホイップアンティーク」はニャーソン大佐が率いるメープルランドを敵としたホイップ社会主義共和国連邦の店だった。部下のはるのとバイトの東司に抑えられながらも日夜画策する…。甘ブリスピンオフ作品。騒動を巻き起こすニャーソンとそれを抑える東司を中心としたドタバタコメディで、本家のモッフル達のマスコットも登場するも、原作の空気感は全く崩れてないねwスピンオフは今の所完全コメディ担当でヒロイン役のはるのの天然ディスが強烈wしかも恋愛方面にも天然で触手も凄かったがスパッツ攻めすぎじゃないw?→2014/10/18
アウル
24
スピンオフ作品。はるのが可愛いそれだけだったな。短編形式だったので読みやすいけれども本家と比べるとどうしても劣っている。次巻はいらないな。2014/10/30
sskitto0504
19
はるのが可愛かったですが、それだけといえばそれだけ…なんだか本編がまだ5冊なのにこれをわざわざ作る必要があったのかなぁという感じ…かなり本編には劣るし…発行元としてはアニメ化もしたし、フルメタ以上にこの作品で稼ぎたいのかもしれないが…なんだかな…2014/11/01