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内容説明
ラーカスの覇権を巡る戦いの火蓋がついに切って落とされた。フレリカ、バルディナ、リュナスの三国で結成されたラーカス連合軍を率いるは、フレリカ王女ミオと天翔虎の軍師シエル。敵の圧倒的な攻撃力を逆手にとったシエルの指揮下、フレイは帝国四将筆頭ベルガーと、マギーは鎮南将軍ルニと激突する。そんな連合軍を襲う天竜姫の軍師ユミカの五つの策。かつてない窮地へ追い込まれるシエルだが、その瞳は虎のように輝き、己のすべてを懸けて、戦況を覆す策を生み出し始める!勇将たちが「武」を競い、軍師たちが「智」をぶつけ、王たちが「覇」を争う、大人気ファンタジー戦記―決戦のとき!
著者等紹介
上総朋大[カズサトモヒロ]
第二十二回ファンタジア大賞金賞「カナクのキセキ」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
17
完結。同盟軍VS帝国軍最終戦回。展開は駆け足気味で各陣営の戦闘があっさりと終わったのが残念。まぁ全キャラクターの見せ場を作りつつ宿敵ユミカとの決着を付け無事シエルとミオが結ばれるまでをこのページ数でやってくれたので十分でしょう。前回不穏な空気を出したエナの話も解決が見えて何より。最後まで戦記モノにしては軽い作品でしたがちゃんと楽しめた。次回作買うかはわからん。2014/11/23
わたー
6
★★★☆☆俺たちの戦いはこれからだ完。展開は駆け足気味だったが、少ないページ数でうまくまとめてあったのがよかったかな。最後まで、良くも悪くも軽い印象だった。2014/12/08
晦夢
5
完結。不完全燃焼感はあるが、綺麗にまとまってはいたかな。最後のユミカ可愛かった。2015/02/10
ななななべななべ
5
完結。綺麗に纏まってた感じで良かった。最後に別シリーズのキャラ出てきてびっくり。戦記モノとしては最後まで良くも悪くも軽かった。次回作がラブ要素多めファンタジーということなのでそっちには合うだろうなー。2014/11/27
尚侍
5
とっても面白かった。と同時に完結という結果に驚いてしまいました。話の展開的にまだまだやれそうとは思うのですが、情勢が混沌としているこの後を描くとなると、読みやすい戦記物という本作のコンセプトからはずれてしまうような展開になってしまう可能性があるのでそれを避けたのかもしれないですね。最後はやや駆け足でしたがある程度の区切りはついたし、なにより一番見たかったシエルとユミカの会話シーンが読めたので個人的には満足できる結末でした。次回作も楽しみです。2014/11/22