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内容説明
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!で始まった、おまえと俺の協定関係。最初は大変だったよな…おまえは見たいって言ってた萌えアニメを拒絶するし、俺は企画してくれた模擬デートすらこなせないし、この調子で本当に大丈夫なのかって思ったけど、同人誌作ってコミケで売ったり、本気で劇に参加したり。オタクなことも、リア充なことも、なんだかんだやってこれた。でもその全ては、あの協定あっての結果だったと思うんだ。だから今日は協定関係抜きで、おまえに話そうと思う。俺の本当の気持ちを―。
著者等紹介
村上凛[ムラカミリン]
第二回ネクストファンタジア大賞にて「おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!」の元となった原稿「スイーツガールはご機嫌ななめ。」で金賞を受賞、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とら
42
完結。個人的にはこれ以上ないエンディングだったと思う。そしてそれは、無難とも言い換えることも出来る。しかしその無難というものが心地良いのは言うまでもない。こうあってほしいな~とずっと思ってきたことが無難なのであって、しかし心の片隅で少し感じていた、その無難を覆すような凄い結末ってものを見せてくれないかな~といった感情はもちろんあるのだが、そっちの場合失敗のリスクは高い。だから無難というのは成功失敗の意味でも無難、物語としても無難なのだ。ぬるま湯。しかし一気読みで楽しむことができた。続きも読もうと思う。2016/01/24
まりも
39
最終巻。面白い事は面白いんですが期待してた程じゃなかったっていうのが正直な所ですね。最後の最後までカッシーはカッシーらしくヘタレな主人公でしたがそこらへんは高校生らしくて良かった。今までの伏線を綺麗に回収しつつちゃんと結論を出したのは良いですね。小豆ちゃん派な自分としては非常にツラい展開でしたがまぁ収まるべき所に収まった感じだったかなと。ただ展開がとらドラっぽくなってしまったのが残念。まぁあかりがすごく可愛かったから許すが。2014/10/19
アウル
37
最終巻。やっぱり他の方も書いているがとらドラぽかった感が強い。各ヒロインに対してけじめをつけていったカッシーだったけど及川との話しは必要だったのかな?小豆ちゃんは個別エンドがあって良かったわ、このまま終わってたら救いが無さ過ぎる。鈴木が二次元に走った理由が判明し、しかも拗らせたまま突っ走ってるんかいw展開的には予想通りだったが結構楽しめたシリーズだった。2014/10/19
まるぼろ
36
先の小豆エンドに続いて本編完結です。大晦日に届いた2通のメール、そこから柏田の取った行動は…と言った所から始まる終章のお話。感想ですが…桃エンドとしては文句の付け所もない良い終わり方だったんですが、やはりこの9巻終了時点でのルート分岐で小豆エンドを読みたかったです…w まぁ、それを言っても詮ないので桃エンドとしての感想は、今巻で随分と柏田からのアタックから逃げまくる桃ですが、たしかに桃からしてみれば柏田は移り気な性格に見えるよなぁ…と思いながらも大団円で終われたのは良かったです。次回作は…今読んでますw2014/11/11
Yobata
35
イブから音信不通だった小豆から渡された一枚のCD-ROM。そこには恋ヶ崎の秘密が隠されていた。それを知った柏田の選ぶ最後の道は…?オタリア最終巻。クライマックスに向けて、全メンバーの登場に伏線回収とちょっと早足な感じも見えたけど、桃の気持ちを知り、格好悪くても情けなくすがりつこうとしても諦めずに奔走しようとした柏田。あれだけ健気だった小豆ちゃんとの決着は涙止まらないね…。しかし当の桃はまさかの転校。ここまでとらドラと一緒とは…と笑いそうになるも、納得しようと頭では理解しようとするも心では離れがたい→2014/10/18
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