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内容説明
世界を延命させる人柱となるべくして生まれた存在―ゴスペル。天秤にかけられた世界の崩壊と、ほのみ。世界の真実を知った橙矢たちの前に現れたひとりの救世主。「橙矢ちゃんは、全部、私に任せておけばいいんです―」風峰橙矢の最愛の姉、風峰ハル。世界の運命をひとりで背負い、すべての残留体を滅ぼうため動き始めた彼女は、かつての橙矢の姿と似ていて―。世界崩壊のカウントダウンが迫る中、ハルを止めるため、橙矢が下した決断は「力を―貸してください」もうひとりで背負う必要はない。自分には仲間がいるのだから。少年と世界の「再生」のラストエピソード!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
晦夢
7
完結。純白の花瞳の延命のためゴスペルの人柱が必要だと知った橙矢。その前にハルが現れて世界を延命すると言い独断で動き出す。まあまあまあ、予想通りというかあんまりひねりがない展開。もう人工夫欲しかった。それからレーシュってシリーズ途中で派手な登場だったけど、なんだかんだかませっぽくなってるよね…。これ姉ちゃん可愛いなおい。つばさの影が薄かったのが寂しい。もうちょい見せ場が欲しかった。結局最後まで誰にするか煮え切らず…。2014/12/02
シュエパイ
6
何だかんだと追いかけてきた物語も、これで終わり、かぁ。寂しいなぁ。ハチはよく頑張った、そのまま勢いでお義父さんに挑め(笑)こうして世界は再生され、戦うばかりの価値観は転換されました、めでたしめでたし♪なハッピーエンドでした2014/11/27
真白優樹
5
姉が敵になる中、世界崩壊のカウントダウンが刻々と刻まれる最終巻。・・やっぱりあの女性はレーシュのお母さんだったのか。今回のバトルは大きく二本立てだったのだが、とりあえずハル姉は強いなあれは。身体の不調がなくなればあそこまで強くなれるのか・・・さすが元最強、いや内実はかなりのブラコンなんだけどね。 ハル姉との戦いはどっちかというと戦いというよりはただの喧嘩だったけどな・・・ていうかヒロイン、結局決まらなかったか。いや、まあそれはいいんだけど。 最後は世界再生の第一歩を踏み出し終わり。新シリーズはあるのかな?2014/11/23
ユウ
4
面白かったです。2019/12/31
夢杏子
3
完結してしまいましたね。 イメージを物質化する技術、もしこんな世界が本当にあったら 世の中便利になるかといえば、たぶんNOでしょうね…。 でもそんな思考昇華が存在する鶺鴒がある世界に数年は住んでみたくなりましたよ(笑) さて、最後の終わらせ方としては、レーシュ君のスピンオフか、橙矢、ほのみ、つばさによる「ほのぼの学園ラブコメ」を第二章として期待したくなるなぁ(笑) 最終巻としては、ちょっと詰め込みすぎな(ご都合主義的な)感もありましたが、面白く読めました。 次の新作に期待しております。2014/12/18
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