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出版社内容情報
そよぐたちの仲間、フェイドの正体は、異星からの侵略者“ピルグリム”だった。UGN、FH、ゼノスら組織の思惑も絡み、混迷を極める情勢。さらに地球に向け巨大隕石が迫る中、そよぐたち神戸第三支部の決断は!?
内容説明
神戸第三支部の仲間“フェイド”の正体は、異星からの侵略者“ピルグリム”であった。そして、彼の存在が、巨大隕石を地球に引き寄せていることが判明した。迫り来る大破局を前に、秘密結社FHは“マスターレイス”ヨハンを差し向け、UGNは支部長会議を招集する。さらに見え隠れするレネゲイドビーイングの組織ゼノスの影。―混迷を極める情勢の中、そよぐたちは、フェイドを、神戸の町を守れるのか!?宇宙からの来訪者と人との絆の物語、ここに完結!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水無月冬弥
9
面白かった。たっつんはヘタレだったけど、そよぐはほんといい子だった。しかもラストバトルの勝負の決め手がアレとは……、お、恐ろしい。エンディングもとても満足できる結末の付け方だし、ページ数は少ないながらも十分楽しめました。 2014/03/27
朧月
9
1話しかない、という理由でかなり薄い。リプレイの文庫でこんなに薄い本は初めてかも。 ダブルクロスの王道的なロールプレイが多く、日常とそれを守るPCという関係性がしっかりと出ていたと思います。逆に言うと、新鮮みはなかったかな-。同時期のメビウスがとにかく面白かったこともあって、ダブルクロスリプレイではもっとも印象の薄いシリーズかもしれない。 とはいえ、重要なことはしっかり描かれており、スタンダード、初心者向けという意味ではおすすめできる一冊ではないでしょうか。 ミイちゃんの出番が多ければなお良かったのに2014/03/24
akiu
4
完結。「日常を守る」という王道なテーマを真正面から描いていて普通に楽しめましたが、全体的に分量が少なく、物足りない感じが残ってしまいました。とても魅力的なキャストが揃っていただけに、もっと見たかったな、という思いもあります。最終巻は、上下二話構成くらいのボリュームにするくらいがちょうどよかったのでは…。2014/03/25
ちゃか
4
フェイドの正体はピルグリムの一員であった。その目的。地球を滅ぼすということ。ただ、ほかのマスターエージェントどもと違って。フェイドはまだロイスを持っている。つまりジャームではないので、まだ悩む余地があるんですよね、いろいろと。会話をして、PC間のロイスを結んでいくシーンは、なかなかよかったと思いますよ。まー、もともと、スタンダードなリプレイということで、展開は王道一直線。最後の最後にフェイドが下した決断に関しては驚きましたけど、それぐらいか。2014/03/23
葉月たまの
3
完結! 面白かった! ただ、普通に面白いという感じで、デザイアやメビウスのように、傑作レベルまではいかなかった><。でも、面白かったから、それで十分♪。この本読んでる間は、幸せな時間を堪能できたよー♪。そよぐさんとたっくんのコンビ、良かったなあ♪。フェイトさんもいい味出してた♪。ダブルクロス・リプレイ、今後も色々出て欲しいな、楽しみ♪。2015/03/24