富士見ファンタジア文庫 再生のパラダイムシフト〈５〉スクランブル・フェスタ

武葉 コウ【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2014/03発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 316p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040700687
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

「わたし、風峰様のことが好きなんです」南鶺鴒第二学園に転校してきた鈴蘭は橙矢に対し、積極的なアプローチをしかけてくる。そんな中、学園祭の劇でリノンがヒロイン役をすることになるのだが……。

内容説明

「わたし、風峰様のことが好きなんです」学園祭―白羽祭の準備に生徒たちが追われる中、橙矢たちのクラスは純和風喫茶をやることに。そんな中、南鶺鴒第二学園に転校してきた少女、鈴蘭から突然の告白を受ける風峰橙矢。彼女の真意と涙晶管理局の情報を手に入れるため、デートを受ける橙矢に事情を知らないほのみ、つばさは心中穏やかでなく。橙矢の日常をかき乱す鈴蘭の行動はリノンにも及び―。「…私が、ヒロイン？」全学年を対象とした演劇のヒロイン役に祭り上げられてしまう。はたして鈴蘭が仕掛けるゲームの勝者は誰の手に。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[シュエパイ]

身近な学園へ忍び寄る悪意の少女と、過去に揺れる少女の物語でした。あー、どこか歪な構造の世界だなーとは思ってましたが、そうか、壊れることもあるのか……。いや、この世界の要石のような存在だったから、ちょっと意外な。そして仲直りののちの、あの人の出番とセリフは、いったい何を始めるのか。次の巻も楽しみだなー

2014/05/14

[山田]

リノンの過去や涙昌管理局についてなど色々な真実がわかります。良い意味でどんどん予想裏切ってくれました。とてもおもしろかったです。87点

2014/03/27

[晦夢]

学園祭。転校してきた鈴蘭によって奔走される橙矢たち。リノンがかわいかった。涙晶管理局やゴスペル、橙矢の姉ハルなどの謎が次々と明らかになって盛り上がってきた、次巻が楽しみ。

2014/06/08

[らぴす]

リノンかわいいよ、リノン！　そんなリノンメイン回（と個人的には思っている）。話はだいぶ深いところまでやってきて、世界の成り立ちがようやく見えてきたという感じ。でありながら、学園祭に浮かれる学園モノの定番をやってくれるというバランスがうまい。雨燕組の出番と、ノボルとみよさんのラブの見せ具合が嬉しい。なんにもないのは悲しいけれど、多すぎると本筋から逸れるから。次回はいよいよ橙矢の姉の本領発揮で楽しみ。

2014/04/24

[こま犬]

これはこれで急展開？

2014/04/19