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出版社内容情報
セブンスアビス狩り――元勲老の陰謀を暴いた歩たちに、謎の勢力が襲い掛かる。そんな中、三世界会議で明らかになった、世界が抱える人口問題。それを解決するのは、天才ハルナによる発明だった――って二人いる!?
内容説明
世界を救う、なんて大それたことを言うつもりはない。けど実際にそんな状況になって、迷いなく正解を導き出せる奴なんてそうはいない、とゾンビの俺は思うわけだ。「…あたし、出来るかもしれない」しかしどうやら、ウチの居候にとってはそうじゃなかったらしい。ネネさんやユーに迫るセブンスアビス狩りの魔手から逃れながら、ハルナが発明していたのは、魔力の永久機関。これが完成すれば、ヴィリエと魔界が戦争する理由なんてなくなるわけだ。ただし、装置の完成のためには、もう一人「天才」が必要で、その天才ってのはつまり―