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出版社内容情報
運び屋で生計を立てている少年・リカルはある日、謎のコンテナの運搬を依頼されるが、コンテナを狙った連中に襲撃されてしまい逃亡するハメに。コンテナの中を開けてみると、そこには少女が眠っていて――。
内容説明
文明が一度滅びた世界の物語―。人々は隕石の脅威から逃れるため、バベルと呼ばれる巨大な都市に暮らしていた。運び屋で生計を立てる貧困層の少年・リカルは、操縦できる巨人『ステアクラスト』を報酬に、謎のコンテナの運搬を依頼される。二つ返事で引き受けたリカルだったが、高スペックのステアクラストによる襲撃を受け、逃亡するハメに。そんな中、開けてしまったコンテナの中には一人の少女が眠っていた!その少女は記憶喪失で、「家族の元に連れていってほしい」とリカルに依頼するのだが―。何よりも高みを目指す。冒険SFメカファンタジー開幕!!第25回ファンタジア大賞銀賞・読者賞W受賞作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
11
微妙。1冊まるまる使って物語の導入と説明しかできてないって受賞作としてどうなの… せめて1冊の中で綺麗に区切りつけてほしいですね。 キャラも魅力的とは言えないし物語も淡々と進んでいくせいで盛り上がる場面が無いのもしんどい。 更にイラストも微妙と良い点が全くないんだよなぁ 全てが微妙すぎたせいで読んでいて非常に退屈でした。次巻はいらない。2014/01/22
タカユキ
8
なんだろう、つまらないわけじゃないけど面白くも無い。ご都合展開が多いのもなんだかなー。見せ方が下手だから危機感が無くて、案の定無双するし、なんだかなー。頑張る主人公は好きだけど、変に実力ある設定のせいで、ウジウジしてる面が強くなりすぎて困る。2014/01/21
1_k
8
レトロだねえ。本気で80年代ロボットアニメの没企画を発掘してノベライズしたのかと思ったくらい。設定も、道具立ても、主人公をはじめキャラの性格設定に至るまで、徹底して80年代風。展開も、4クールアニメの1話2話をつなげた放送開始1時間スペシャルという感じ。イラストだけ今風。中途半端な雰囲気の模倣ならともかく、端々に至るまで雰囲気を統一できているのでこれはこれで技ありだと思う。この技術の高さが採用に至った理由か。私は個人的にいけたが、わりと評判は芳しくないのね。今風の味付けに慣れてしまうと、微妙ではあるのか。2014/02/13
朝夜
6
読了。そこそこ。導入と世界観の説明だけで一巻では何を目的に彼らが動くかわからないからなんとも言えないですね- 主人公とヒロインも初対面だし他のキャラも軒並み主人公と初対面だからキャラどうしの掛け合いも遊びがなく淡々としてたかな? イラストはもう少し頑張って欲しかった。2014/01/21
nawade
6
★★☆☆☆ 第25回ファンタジア大賞銀賞&読者賞受賞作。文明が一度滅んだ世界で運び屋として生活していた少年が積み荷の少女と触れ合うことでトラブルに巻き込まれていくボーイ・ミーツ・ガール。う~ん、幾らなんでもストーリーがありきたりでシンプル過ぎないか?特に敵役がチープすぎて話も戦闘が盛り上がらない。主人公と倫理観の違う少女を組み合わせるという目論見は良いけど、会話が特に面白いわけでもないし、キャラクターも魅力的に描けているようにも見えないし、これが読者賞なら第25回の他の作品も心配になってきました。2014/01/18
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