出版社内容情報
野性と向き合うお仕事です♪モルモットの大パニックを鎮めるには!? 寝てばかりのアライグマをどうする!? もふもふの動物に囲まれる日々は毎日がてんやわんや。東京吉祥寺の動物園を舞台に新人飼育員の毎日を描くお仕事コミックエッセイ。
きっか［キッカ］
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とろこ
62
井の頭自然文化園を舞台にしたコミックエッセイ。動物園で野生動物を飼育することや、命を預かることの意義について、真摯に描かれており、好感を覚えた。また、本書に登場する飼育員さんたちの、動物への考えや想いが私とほぼ同じで、「分かる、分かる」と肯くことが多かった。特に印象に残っている台詞は、「人間の都合でここにいてもらっている」。動物園に限らず、個人宅での動物飼育にも当てはまると思った。また、ＴＶやネットなどの影響でイメージだけが先行し、動物本来の姿を見ようとしない人々がいる現実も知れた。命について考えられる。2018/12/28
鷺@みんさー
48
もふもふスキーの漫画家が、井の頭動物園に取材して描いた、飼育員のお仕事エッセイ。カピバラやアライグマなど、メディアのかわいいイメージが先行して「思ったのと違う」と客にガッカリされたり、本来の環境から遠く離れた状況で見世物にするという葛藤や、穏やかに見えても猛獣である象との距離感、命を預かる難しさなど、内容はとても真摯で動物愛に溢れている。単なる「カワイイ」だけの動物本ではない。そういった一冊を読みたい方へおすすめ。2018/10/12
かおりんご
20
井の頭動物園を舞台にかかれたコミックエッセイ。飼育員さんの仕事についてよく分かります。読んでいて癒されました。ハムスターをモフリに行きたい。2018/07/04
みかん@道北民
14
図書館本。完全タイトル借りです。動物園の飼育員さんの物語です。お仕事ものはそうそう都合よく本人が漫画を描いてくれるわけじゃないだろうから、取材してプロが描くわけですね。動物園てもふもふかな？と思ったら飼育員さんはやっぱりそんなでもないと思ってるんですね（笑）でもハムとかカピバラとかコウモリがかわいい～ｖ人間の都合で動物園にいてもらってる動物たちに対して命に関しては飼育員の責任というところはやはりずんときました。最近動物園に行ってないけど、行きたくなりました。そして動物より飼育員さんを見ていたくなりました。2016/07/28
ちぃ
12
ちょっとした異変に気付くの大事。大変。2024/06/16
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