内容説明
小学4年のカケルとクラスのなかまたちは、有名人のパーティーに招待されてウキウキだったけど会場で二つのダイヤが盗まれてしまう!ダイヤはすぐに見つかるが、大きい方が小さい方と同じサイズになっていた。会場にいた芸能ライターの草葉が犯人では、と考えたカケルたちは、近所に住む二の谷に相談して事件のなぞを追いかける!サッカクでトリックを推理するサッカク探偵団、登場!
著者等紹介
藤江じゅん[フジエジュン]
2002年第2回グリム童話賞優秀賞受賞、’04年『冬の龍』で第10回児童文学ファンタジー大賞奨励賞受賞(’06年、福音館書店より刊行)、’07年第17回椋鳩十児童文学賞受賞
ヨシタケシンスケ[ヨシタケシンスケ]
神奈川県生まれ。スケッチ集や書籍の挿絵、絵本など多岐に渡って活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんにゃー
92
【日曜版】 「錯覚かもしれない」 絵・ヨシタケシンスケ氏 (大好き♪)/『いままでは、なんの気なしに歩いでいた道も、”見方を変えると”、まったくちがう道に見える』そんな一週間でした。 ありがとうございます(^ω^)2015/09/20
hnzwd
32
ヨシタケさんの挿絵がきっかけでしたが、なかなか楽しく読めました。小学4年生の4人組がダイヤ盗難の謎に挑む、という少年探偵団的な設定は、子どもの頃から大好き。錯覚(錯視)と上手く絡めたトリックも、なるほどー。と、思いました。子供向けですが何となくの伏線も散りばめてあるのが楽しい。2020/04/29
assam2005
26
ヨシタケシンスケさんだー!と、手に取ってみました。目の錯覚をふんだんに盛り込んで、こども探偵団が謎を解き明かす。大人目線では経験済みの内容なので先が読めてしまいますが、小学生でまだ錯視に馴染んでいなければ、生活の中にはこんなに不思議なことがあるのかー、と楽しくなるかも。その錯視の部分にもうちょっとヨシタケシンスケさんの特色溢れるイラストを多用してほしかったのですが…そっか、これ、作者は別の方でした。私も錯覚を起こした模様。( ̄∇ ̄*)ゞ2018/05/17
那由多
24
ヨシタケさんの表紙に釣られました。チャリティーオークションで盗まれた2つのダイヤ。消えた犯人とダイヤの行方を追う少年探偵団。タイトルどおり錯覚を利用したトリックだけど、一番の謎は犯人が本当に盗んだ物。児童書として高得点だと思います。2020/05/09
のり
21
錯視の不思議を解説しつつ、小学生のカケルを中心に謎とく児童小説。ヨシタケシンスケさんのイラストが可愛い。錯視の解説イラストだけでもカラーにするとなお見やすいかも。でも、同じ大きさの指輪…バレるだろー!2019/07/15
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- 和書
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