出版社内容情報
クルトの悪あがきが辺境と王都で展開していた兄弟喧嘩を終わらせるきっかけとなった。王都の騒ぎを横目に、ヴェンデリンたちによる未来の伯爵領開拓はスムーズに……いや、めまぐるしいスピードで進むのであった。
内容説明
クルト最後の悪あがきが襲いかかる。それは、辺境と王都、それぞれにおける兄弟喧嘩の終焉を告げる引き金となった。蜂の巣をつついたような騒ぎとなった王都を横目に、ヴェンデリンたちによる未来の伯爵領開拓はスムーズに進む。しかも、ローデリヒの手腕によって、ヴェンデリンの開発無双は真価を発揮。恐ろしいスピードで未開の地が開けていくのだった。順調すぎる開発と、さらに高まる地位と名声が、民と人材、そして、新たな火種を呼び寄せる!?泥沼を脱し、開拓で脳汁弾けるヴェンデリン!柵の中なりのフリーダム、第五幕の登場!
著者等紹介
Y.A[YA]
2009年頃から二次創作を書き始め、2012年よりオリジナルを手がける。デビュー作「八男って、それはないでしよう!」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
33
再読。長男が己の命を代償(本人は知らない)に呪いで八男の暗殺未遂をする。たまたまマッチョな魔道士が来ていて戦力が充実してたから撃退出来たのだが、、かなり危険な呪いだった。人を呪はば穴二つ。呪いを企てた王都の貴族の一党が、その呪いに殺されてしまう。これにて御家騒動は一件落着。後半は領土を開発するために、家宰のローデリッヒが当主の八男をコキ使うww自身の能力を使えて肌がツヤツヤな家宰と、毎日過酷な魔法使用にゲッソリしてしまう当主。ゲッソリした分、領土は発展して行くww2020/05/04
Koning
23
あ、1巻しか登録してないことになっとる?(汗。それはさておき、5巻です。例の兄貴追い落とし作戦とその後のローデリヒさん無双の回ですね(あれを無双と言わずして何を無双と)。まぁ、いつも通りなんですが、この巻にくるとやっぱり小説としての読みづらさが際立ってくるというか(汗。なかなかに編集仕事してないだろ?というのが見えちゃうというか(汗。うーん2015/11/16
しまふくろう
21
続けて購入。 物語は兄の暴走の結末と後始末と本格的な開発開始の話。謀略の結末はさすがにご都合展開過ぎて困った。 個人的に、婚約者が多いものの皆キャラが薄いので、名前が出てくると「ああ、そんなキャラもいたなあ」となるのが凄く困った。イラストが無いと誰が誰だかわからない点を考えると、漫画版は読み易かったんだなあと思う。2020/04/05
爺
6
バウマイスター家騒動顛末記。そして部下にこき使われる主人。2017/04/06
nawade
6
★★★☆☆ バウマイスター家のお家騒動を描いた第5巻。Web版のクルトの愚かさぶりをそのまま引き継いでいるのですが、あまりにも酷いので愚かなら愚かなりに何故そのような考えに行き着いたのか補足してほしかった。それにしても、げに恐ろしきは正妻の祖父。絶対に敵に回しちゃいけませんね。そして、後半はローデリヒ大活躍!表紙でヴェルの隣の男性が誰なのかわからなかったのですが、そのローデリヒだったとは!?どことなく武芸者っぽいの風貌のイメージを持っていたので、あまりのスマートさに思考から追い出していたようです。2015/10/06
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