出版社内容情報
12歳の春休み、テツは世界中の珍品を採取するあこがれの「ハンターカンパニー」に連れて行かれる。そこで初めて会った祖母のギンが社長であることを知り、後継ぎとしてハンターの見習いをやることに…。
内容説明
12歳の春休み、テツはあこがれの「ハンターカンパニー」にやってきた。十年ぶりに会った祖母ギンが社長であることを知らされ、テツは後継ぎとしてハンターの見習いをやることに。しかし配属されたのは、依頼がゲテモノ過ぎて社内中からいやがられる『希少生物問題課(=キモ課)』だった!最初のミッションは、毛はえ薬の材料だけど採ると体じゅうの毛が抜けてしまう呪いを出す『フサフッサフルーツ』。テツの運命は、はたして!?
著者等紹介
廣嶋玲子[ヒロシマレイコ]
横浜生まれ。『水妖の森』(岩崎書店)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
61
児童書。イラストが可愛い。中学年~少年漫画ぽい▽世界中から珍しいものを採集する「ハンター」という仕事に憧れている中学1年生12歳の少年テツ・コンゴウ。両親は亡くなっており、身の回りの世話をしてくれる執事と、ペットのキュウと暮らしていた。十数年ぶりに再会した祖母が、ハンターカンパニーの社長であり、テツはハンターとして雇われることになる。初仕事は、採ると体中の毛が抜けてしまう「フサフッサフルーツ」テツは勇気と機転でミッションをこなす。▽さくさく読めて面白い。続巻でてないなぁ2015年刊2020/09/15
ほんわか・かめ
20
ハンターカンパニーの創業者の孫ということが判明し、中学に上がるタイミングでハンターの一員として働くことになった主人公の男の子。「希少生物問題課=キモ課」に配属されトンデモなものを収集させられる。両親の死因が明らかにされてないけど、続編は?男子にもオススメ。2022/11/28
ヨシ
13
面白いと思ったら、作者は銭天堂の廣嶋玲子さん。12歳のテツが働くことになったのは、世界中の珍品をハンティングする憧れのハンターカンパニー」。配属されたのは、依頼されるのがゲテモノ過ぎて社内中からいやがられる『希少生物問題課(=キモ課)』だった! 超強力な毛はえ薬の材料で実を採ると体じゅうの毛が抜けてつるつるになってしまう呪いを出す『フサフッサフルーツ』、生息している沼の泥をさわると異性化する『モンモンカピバラの鼻糞の真珠』、想像を絶する汚い所にのみいる『靴下虫』。各話は短く読みやすい。中学年から。2022/05/07
退院した雨巫女。
10
《私-図書館》おばあちゃんにやっと会えたのに、あんな個性的で、パワフルだとね。ハンターカンパニーってすごいところだね。2017/03/28
こゆ
8
小4、一人読み。「銭天堂」で有名な廣嶋玲子さんの作品。とても面白かったそうだけど、今のところ続編がないと聞いてガッカリしていた。どこかで見たような絵だと思ったら、息子が今ハマっている角川つばさ文庫の「ぼくら」シリーズのイラストレーターさんだった。2023/10/28
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