出版社内容情報
死に直面するまでに何を決断しておくべきか。終末期医療に携わる著者が、生きる不安がなくなり前向きになれる20の項目を挙げ、具体的な事例をもとに解説。より後悔のない充実した人生を送りたい人必読の一冊。
内容説明
誰も死ぬときのことなんて想像したくない…家族のこと、お金のこと、病気のこと、そして…人生後半の選択とは?
目次
第1章 健康編―医療との付き合い方は自分で決めていい(自分の病気について知るべきか、否か;耳に心地よい話を信じるか、否か;家で死ぬのか、病院で死ぬか;かかりたいのは遠くの名医か、近くのヤブ医者か)
第2章 社会・生活編―最低限これだけはきちんとしておく!(財産を残して逝くのか、文無しで身軽に旅立つか;身の回りのものをいかに処分するか;葬儀をするのかしないのか、海に遺灰を撒くのか)
第3章 心理編―最期に後悔しないための感情整理(成功例の真似をするのか、否か;今しかないとやるのか、後回しにするのか;最後まで男/女を貫くのか、そこから脱するのか;成功をしゃにむに目指すのか、他の価値を見つけるか;最後に傍にいてもらいたいのは誰か)
第4章 医療編―病気を医者まかせにしないために(治療の決定権は自分か、家族か;緩和ケアを受けるのか、否か;延命治療を受けるか、否か;免疫療法に走るのか、否か)
第5章 人生編―死が怖くなくなる考え方(絶望して生きるのか、否か;この世の中を諦めるのか、諦めないのか;死ぬことを怖がり続けるのか、否か;愛がそこにあることに気がついて逝くのか、否か)
著者等紹介
大津秀一[オオツシュウイチ]
茨城県出身。岐阜大学医学部卒業。緩和医療医。日本緩和医療学会緩和医療専門医、がん治療認定医、老年病専門医、日本消化器病学会専門医、日本内科学会認定内科医、2006年度笹川医学医療研究財団(現・笹川記念保健協力財団)ホスピス緩和ケアドクター養成コース修了。内科専門研修後、日本最年少のホスピス医(当時)として京都市左京区の日本バプテスト病院ホスピスに勤務したのち、2008年より東京都世田谷区の入院設備のある往診クリニック(在宅療養支援診療所)に勤務し、入院・在宅(往診)双方でがん患者・非がん患者を問わない終末期医療・緩和医療を実践。2010年から東邦大学医療センター大森病院緩和ケアセンターに所属し、緩和ケアセンター長として緩和ケアチームを運営している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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