ＭＦ文庫Ｊ 魔法戦争〈１０〉

スズキ ヒサシ【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2015/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 290p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040673134
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

とある出逢いをきっかけに、魔法使いになった七瀬武は、過去の世界で大切な物を手に入れ、そして失った。龍泉寺和馬の今際を看取った彼は、“フェニックス財団”の力を借り、現代に和馬として目覚める。武は、魔法社会を一から作り直すため、周囲に気取られないよう“トレイラー”の頭領として活動していた。一方、“ウィザード・ブレス”である自分と武のために戦いたい自分、二つの相容れない立場に悩む相羽六は一度は取り戻した兄との関係を絶つことを決意するのだが…？これは、別れた世界に生きる少年少女の運命…現代・本格魔法アクション第十弾！闇を殺せ―

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[北白川にゃんこ]

殺しになれていくのね。戦争だからね。

2022/10/03

[giant★killing]

内容は18年の時を経て再び現代に戻って来た武は<トレイラー>の頭領、龍泉寺和馬として振る舞い行動していた。一方で六は武のために<ウィザードブレス>を抜け兄の十と敵対することを決意し…。(正直久しぶりで前巻までの内容やキャラを結構忘れちゃってるわ…)ただ間違いなく言えるのは、アニメで放送された内容の続きの過去編からが『魔法戦争』の本領発揮だったということ。今巻では武の、六の、十の苦悩が伝わるシリアス巻でした。ただ、燃えも萌えも乏しい内容だったので正直微妙…。まぁ伏線巻と思えばアリか。次巻も読みます。

2015/06/23

[konkon]

話は佳境に向けて。表紙の六が可愛いです。

2018/07/29

[からから]

いよいよ終わりが見えてきた。うーむ、そこかしこに不穏な気配があって完結するまでは誰が死ぬかわからなくて怖いな……特にくるみはヤバイ気がする。うーむ……

2015/11/17

[こうづき]

武どうなってしまうん……。武がトレイラーを率いて大物魔法使いを倒しまくる巻でした。狼神＆蛍とか葵たちとか可愛かった。特に葵たち三人組。アニメだけ見て7巻から読んでるのですが、そのうち5・6巻あたりも読んでみようかな。相羽兄妹、特に十の悩める感じも良かったです。こっちは今後どうすんだろう。武まわりは色々な方向に不穏すぎて今後の展開が楽しみです。ヴァイオレットの和馬ラブっぷりが予想以上というか予想の斜め上というか。しかし戦闘シーンでもそれ以外でも、さらっとエグい描写が入ってきてドキッとします。葵ちゃん……。

2015/01/24