内容説明
闇の組織“ヴェスパー一族”に仲間を人質にとられたエイミーとダンは、要求されるままに、世界各地の奇妙な品々を集めていた。そして、最後の品を届けた直後、2人はヴェスパーの本当の目的を知った。なんとそれらは、天才科学者アルキメデスが設計した“地球破壊兵器”の部品だったのだ!地磁気が乱れ、各地で異常現象が起こりはじめる。世界を救う方法はただ1つ―ダンは、封印された秘薬を飲む決心をする。しかし、その秘薬をもヴェスパーに奪われてしまう。万策尽きたエイミーたちは、最後の力をふりしぼり、ヴェスパーの秘密基地に突入して、最終決戦に挑む!!
著者等紹介
バルダッチ,デヴィッド[バルダッチ,デヴィッド] [Baldacci,David]
アメリカ東部、バージニア州生まれ。法科大学院で法律を学び、首都ワシントンD.C.で弁護士をしていたが、1996年に発表した処女作『目撃』が映画化されて大ヒットし、作家に転身
小浜杳[コハマハルカ]
1973年横浜市生まれ。東京大学英語英米文学科卒。書籍の翻訳以外に、映画字幕翻訳も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ギマ
1
最後最後と盛り込んでいたものを、なんとかかんとか消化しようと意気込んだ結果。ハリウッド映画ほどひどくはならなかったが、はらわれた犠牲については必然性に疑問を禁じ得ない。2017/08/21
anxi
0
仕事2015/07/17
栞奈
0
第二部完結って書いてあったから第三部もあるのかなって思ったら、三月スタートって。長いなあ......読もう!スピード感があって面白い。死人が多くって悲しくなった、嘘でしょ!?って思いながら。イザベラに対する感情が変わった。お母さんはお母さんなんだよね。2人で幸せにしていてくれると嬉しいです。でも残されたイアンが可哀想。2015/02/17
雫石
0
ヴェスパーの野望を阻止する為、エイミー達はヴェスパーの秘密基地に突入、最終決戦に挑む――。表紙を見るとスパイが最終的にどっちの陣営で戦うのか分かってしまうのが少し残念……でも、二人のやり取りは凄く好き。裏切った事実は消せないにしても、もう一度やり直して親友に戻ってほしいと思いつつ。ヴェスパー一族との戦いも遂に決着――なのだけれども、予想外の方向に話が進展したかな。まさかあの人が秘薬を使ってしまうなんて……そして、秘薬の効果の恐ろしさを見て、前巻でダンが飲まなくて良かったと思った。2015/02/11
ちーちゃん
0
第2部完結。最後の50ページくらいがすごいテンポよかった。2014/12/20